風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

深夜のつぶやき

図書館で予約していた、↓が入ったので取りに行ってきた。 

 さっき読み始めたらひとりで爆笑してしまい

この4年間の心の垢がさっぱりと落ちた気がした。

 

「既読スルーされても女磨きをしたらいいよ」的な話が

ここ何年か前から言われ続けてるけれど

元AV嬢で東大のこの方、何人もの男性とお仕事をされてきたこの方は言う。

>フライパンの傷は冷やせば3日で癒えても、音信不通で傷つけられた自尊心は癒えることのないまま平成の負の遺産として元号や時代が変わっても残っていく。

>その勇気をもって世の裁判員の方々には、音信不通や未読スルーをDV認定してほしいものと思う。

 

拍手ですよ、拍手。

ほんまこれ。

こういう話で盛り上がりたいよね。

「音信不通に怒ってたらダメよ」じゃなくてよ!

 

目に見えるパワハラ男もたいがいだけど

目に見えない、自分は何も女を傷つけません的な顔をしながら

女の心をぶん殴ってくる男はいるんだし、それに対して、そう思っていいよね~っていう「男に大変詳しい女性」が現れたことは私の人生の中で、田中美津さんに出会った時と同じぐらい衝撃である。

 

たまたまなんだけど、スマホを落としたかなんかで昨日一日連絡が取れなかった男がいた。

「昨日一日のうちに、仲良くなった男でもいるんじゃないか」としょっぱなからラインを飛ばしてきたから、「性格悪いんじゃないの?」と一言(実際にはもうちょっとやり取りが続いたけど)告げて、即効ブロックした。だって一度も会ってない人なのよ。

 

昔は、こういう男にさえ、私は気を遣って返信したものだった。

今は、そんな時間さえもったいない。

メンヘラ男の相手をしている暇はない。

 

それにしても、どんな男性が寄って来るかで自分のことがよくわかる。

ちょっと前までは、まあまあいい感じで、こちらの未熟さを見抜かれてるような感じの男性が普通だったのだ。わたしのどこが悪いのかと、よく一人反省会をさせられたものだ。

今じゃ、「あなた性格悪いんじゃない?」とさくっと言えるようになった。

 

相手はもごもごと「文章は難しいな」だの「本当はそんなこと思ってないし」とか「あなたに合わせただけだ」とか言い訳をたくさん述べてたけれど、んなら文章から修行して来いよ、と言うのだけは喉元で留めておいた。偉い。

 

そうはいっても、自分のタイプの男性には強く出られない。

言いたいことを飲み込んでしまいそうだ。そこはそれで楽しいけど・・・

神様、修行をするためにもぜひ、いい男と出会わせてください(切実)。

 

それにしても、私がここ4年で感じてきたこと、考えてきたことが

丸ごとこの本に載っているのが嬉しすぎて、この後でamazon自分でぽちっとすると思う。

 

ちまたの恋愛本なんかよりずっと男の本性に迫っているし

わかりやすいしためになる。

20代の子が読むのはちょっと早いかもしれないけど

これから理不尽な男の言動に振り回される前に読むのもいいだろう。

 

この年齢でも、60代後半の後期高齢者からメールが来ることもあって

恐ろしいを通り越して「日本ヤバい」と思うんだけど

「まだまだ若いつもりです」とか書きつつもメールの書き出しが「貴女」だったり、Xジャパンのことを「Xジャパーンも聞きます」と書いてきたりして

間違いなく笑われるよ、私の年代でも無理だよと突っ込みつつ

メールをそっと閉じていることを彼らは知らない。

 

いつか、色んなネタを明かしたい欲求にかられることもあるが

私のイメージがぶっ潰れる予感もするのでまだその時期ではないのだろうと思っている。

 

ここんとこ、大笑いすることがなかったので

この本に救われた感じだ。

恋とエロは世界を救う・・と私は半ば本気で思ってる。

社会問題と自己責任の間のぎりぎりの際を歩いて楽しむのがいい。

そして、時に男に怒ったりしながら、でも、男に恋している自分が一番好きなのだ。