風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

個から始まる

おはようございます。

 

昨日の記事、多くの方に読んでいただいたみたいで

嬉しく思います!

 

昨晩は、急にプリンが作りたくなり、レンジでやってみたところ

モロゾフのプリンカップを割ってしまい

お鍋で作り直しました(#^^#)

とても優しい味のプリンができました。

意外と簡単でしたよ。

 

さて。

 

昨日の記事を書いたことで

ようやく自分が長年追求してきたことが自分で整理できました。

やはり書くことは大切です。

 

おそらく、ほとんどの宗教の最初は人間を個に戻す役割をしたと思うのです。

しかし、個からつながりへ、集団への流れの中で

人間はまた、個を忘れていき、宗教集団としておかしな方向に向かっていく。

そして、新しい宗教がまた、人を個に戻そうとする。

その繰り返しですね。

 

人は一人では生きられません。

けれど、集団が大きな一つの生命体になってしまい

個々が機械の部品になることは

命の存在意義を否定することではないでしょうか。

 

集団から離脱する個人を、元に戻そうとするコトよりも

その集団のシステムが、人間を機械の部品にすることを求めてしまっているのではないかということを検証したほうがいいのではないか?と

思うのです。

 

システムに文句を言うな、システムを動かしている人間を批判するな、

という宗教や心理学界隈のアドバイスがあるということに対して

わたしはもっと別の視点、もっと上からの視点で話がしたい。

 

バランスを取ればいいという人もいるけれど

そもそも、本当にバランスがとれた状態を私たちは知らない。

機会の部品であることにいくぶん偏っているのではないかと自分を疑うことすらしない「バランス」ってなに?www

 

ここまでつながりや集団にどっぷり浸かっている今

少し極端なぐらい個に戻ってもいいのではないだろうかと。

それが、不登校であり、離婚であり、親との断絶であるのかもしれないですよね。

 

血縁や地縁以外の縁を、個人で求めていく作業は

とても大変です。

だから、カルトやマルチ商法がここまで盛んになっているのかもしれません。

それほどに、人は個人でいられないのかな。

 

先日も、マルチ商法的なことをやっている人の話を聞いていたのですが

どことなく宗教的でありながら、人間をある種の道具として扱っている部分もあり

「ひとりで頑張ってきたからこそここまできた」という誇りも感じられて

不思議な魅力があるもんだな~と話術の巧みさに感心しておりました。

半分寝てましたけど(笑)

 

私なんかは、宗教的な本を読んでいると

「自分自身の在り方」にしかフォーカスしないのですが

そこからなぜか、同じ考え方の人を増やしたがり、集まりたがる方向に向かっていくのかがちょっと理解できないです。

 

引き寄せ界隈が怪しくなってるのも、結局そういうことですよね。

 

最初の啓示は個人に示されたものであるにも関わらず

「それを実践したらうまくいった人」を崇め奉り、集団として変容していく。

で、本当のことがわからなくなっていくんでしょうね。

 

人は、生まれ育った集団意識からどうやっても逃れられなくて

同じような集団を作りたいのかもしれない・・・。

 

だからこそ、「個から始まる」「個から始める」ことを

一日に一度、週に一度、月に一度でいいから感じてみる。

瞑想でもいいし、誰かと話すのでもいい。

 

所属している集団から離れて、集団として取り込む場所ではないところに身を置いて

自分自身と対話するきっかけを作ることが大切なのではないでしょうか。

 

そこに対価が発生するからまた、ややこしいんですけどね~。

 

それでも、今、この時代に、エイブラハムの動画が無料配信されていることを思うと

(まるで聖書がどこででも無料で読めるように)

ひとりひとりがそれについて自分で考え、思考し、試していくプロセスこそが必要であり、「誰かに解説をお任せしちゃおう」「みんなでやろう」的なものはもう、流行らない気がしています。

 

そりゃ心細いけどさ。みんなでやってる時点で、宗教的じゃないわけよ。

 

そういう私が今とても注目しているのは、俳優さんたちが、超個性的でひとりひとりがしっかりしている俳優さんたちが、集まって政府に意見を出したことです。

これって、私が理想と思っているつながりのひとつだなと思ったんですよね。

日頃は決してつるまない人たちが、「これだけは譲れない」として、集まった。

けど、決して慣れあえない人たちであることは一目瞭然で。

 

個として独立している人たちのかっこよさったらないよね。

 

自分自身が命の作品である、ということを

私は何度も何度も思い出して生きていきたいです。

パートナーや子どもを見せつけて「ほら、これが私の作品です」じゃなくて。

自分を、ね。

 

芸術家じゃない普通の人間にそれができるかどうか。

それをしに生まれてきたんだよ、オレ。

 

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