風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

家族を解散したかったことなど

今日は自分のお部屋を徹底的にお掃除。

恋愛運あがるといいなwww

 

わたしは、できるなら掃除をしたくないと思って生きてきました。

だけど、ここ最近、普通なんです。

掃除に嫌悪感が減ってる・・・。

精神的にきつい日常を抱えていると掃除はしんどいということがよくわかりました。

ゴミ屋敷の人たちは、身体は健康でも、何かしら心に抱えたものがあるのだと私は昔から思っているのですが、私もその一歩か二歩手前だったのかもしれません。

掃除をしようとすると身体が拒否する感じ。脳がストップかけてくる感覚。

ストレスだったかも。

 

さて。

 

今ようやく叶ったことがあります。

家族の解散です。

息子が20歳になったら、家族は解散する、というのが

実は結婚してからずっと考えていたことでした。

当時は離婚するとも思っておらず(当たり前)

ただそうなればいいなと思っていたのです。

解散しても、どこに行っても、私たちは家族ですよ、というのが理想でした。

だって、わたしは、子ども達に面倒を見てもらうために子どもを産んだのではないし、寂しさを紛らわせるために結婚したのでもなかったからです。

 

家族が必要な間は、一緒に暮らして、でも、お互いに自立できる年齢になれば別々に暮らすのがいい。同じスペースにいるかどうかが親密さの基準になるわけないじゃんって。

 

その願いの叶い方はなかなか乱暴ではありました(笑)

お~!神様!めちゃくちゃです!

けど、叶ったんです。今、とても幸せです。

 

誰もが、自分で体験しなければわからない旅を続けています。

今、私にとってはとても面白い現象が世間で起きています。

不登校の子供たちを抱えた家庭もそう思っているかもしれません。

 

子ども達が一日中家に居たら何が起きるか、です。

☆「仕事できない!」という母親の叫び。

→わたし、公務員辞めました。やめた時は「どうして?」「もったいない」と言われました。仕事に集中できないコト、わかったかしら?

 

☆「3食作るのしんどい、給食費よりお金かかる」

→そうです。常にご飯のことしか頭にないぐらいでしたよ。10年以上・・・

 

☆「夫が鬱陶しい」

→これはTwitterで見かけたのですが、普段はラブラブなわたしたちアピールしていた女性が「子どものことで悩んでいるのに夫がいらんことしてくる、鬱陶しい」とtweetしてましたよね。

非常時でなければ、ラブラブでいられるカップルも、こういう事態の時にまた、関係性が変わるのです。「夫は私の身体にメロメロなの~」と言っていられるのは日常が穏やかに過ぎている時だけと心得ましょう。

私も、子ども達が不登校になって、関係性がどんどん悪化しました。子育て中は、子育ての感覚が同じでなければしんどいですよ。

どんなにふたりっきりの時に良い雰囲気になったとしても、です。

 

☆「学校は家にいる子どもをサポートできない」

→これは不登校の子供たちがずっとどんな扱いを受けてきたかということです。

子どもが学校に行かなくても何とかなるのが義務教育だと思っていたら大間違い。学校は「来てくれてなんぼ」「来いよ」ってことですよ。

上から目線です。決して子どもに寄り添ってくれない。(意地悪とかではなく、制度の問題)学校という場でなければ勉強できないようにしているんです。

でなきゃ自分たちの意味がないぐらいに思っていらっしゃいますね。

だから、こういう時に対処ができないのです。まあ、軍隊式ですからね~学校は。

勉強するところではなく、集団生活を学ぶとこだ!みたいな。

 

もっと細かいことを書けば色々出てきそうですが

全国的に多くの子ども達が、不登校の子供たちが味わってきた状態になっています。

あ、外で遊べないのもそうだね~。

「学校行かないなら外に行くな」とか言われたもんね。

家でどうしろと?って親は思いません?

 

こういうことでもなければ、誰も不登校の子ども達や親の苦労には気が付かなかっただろうし。今でも関係ないと思っているでしょうが、経験してきた側から見れば「わたしたちの当たり前の日常があなたたちにもやってきたのね」って感じです。

 

この疫病によって、隠されてきたものが明らかになってきています。

そのひとつであると私は思います。

 

非日常がやってくると、家族関係は当然変わります。

私が夫とうまくいかなくなった時に、その外的要因を全く無視して、「あなたが変われば」と何度言われたことか。

夫は、子どもが不登校になろうが、なにひとつ変わらなかったですけどね!(皮肉です)全部わたしのせい、でしたよ!

 

もう終わったことなので、私は何の未練も後悔もないですが

その時に色々言ってきた人には、まだ、ちょっと怒りが残ってるかなあ。

許せるかな、いつか。

 

311の後に離婚した夫婦もいっぱいいると思います。

今回も夫婦仲が悪くなること、あると思います。

それもこれも人生です。そして、こういう時にお互いが話し合えなければ、それまででいいのかもしれません。

 

そして、お互いに、ひとりになって、自分を見つめてみる機会になることも「あり」ですよ。

 

だって、離婚したって、また気持ちが戻れば復活していいじゃありませんか。

そういう自由もあるじゃない?

 

「今、何をすべきか」だけなのです。「将来もずっと一緒に居なきゃ」ではないのです。「今ちょっと離れてみる時間が必要」(5年ぐらいのちょっとねw)もあっていい。

 

本当につながった二人なら、なんとかなるでしょうし

別に一緒にいるだけが愛じゃないですし。

他の人と暮らしてみるのもまた、一興。

自分の気持ちさえ、しっかりしていれば、誰がどこにいて、誰が誰と何をしていようが、それはそれ。自分の愛は愛。です。

 

向き合って傷つきあう時期もあっていいですけどね。

すべて必要なことです。

 

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