風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

村八分は嫌だ

子どもじみたタイトルになりましたが。

コロナで村八分というのを見かけたもので黙っていられなくて

書くことにしました。

 

村八分意識ってのは、まったく厄介です。

あからさまにハブかれてなくても、雰囲気を感じ取ってしまって苦しくなるのが日本社会。

それだけは「あなたの心が作り出してる幻想」だとか「誰もあなたを傷つけられない」とかいうスピには該当しません。

っていうか、それ言うのって逃げてからですよね、村から。

安全な場所にいる人がそれを言っちゃ~おしまいよ、的な。

 

私の親せきにもありました。

父の妹が離婚で出戻り→祖父母は受け入れたものの、居場所がなかったのか不倫→不倫裁判→表に出て来なくなり、心労もあったのか若くて癌でなくなる。

その娘もDVで家族を置いて家を出て行く→行方知れず

 

そしてわたし。息子たちの不登校について、親は何とか認めようと努力はしていたと思うけど、村の中では「弟家族の優秀さ」ばかり自慢していたんじゃないかと思われ。

わたしは、実家に帰るたびにしんどい状態が続く、、、→実家と縁遠くなる。帰らない。

 

私が、不倫や不登校は問題じゃないよって言うのは

それより怖い村八分があるからです。

そっちのほうが、よっぽど問題じゃないか!?

 

いじめや村八分というものを受け入れるほうが、私は嫌だ。

 

まだ不倫のほうがましです。

 

三角関係であれば当事者同士の話で済むけど

大勢が寄ってたかって「あいつは村に必要ない人間だ」と団結していじめにくるんですよ。精神的に追い詰めて殺してしまうかもしれない。

 

不登校の子ども達や、いじめを「受けたほうの」子どもが、学校から追い出されるのも同じ原理かもしれません。

 

絶対にその当事者にならない自信がある人なんて一人もいないと思う。

 

コロナ退散もいいけどさ。人間のその心の闇を祓ってくれる神様必要。

 

護られて当然の人たちが、嫌われて逃げ出さなきゃいけないなんておかしい。

 

いつまでこんなことが続くのでしょうね。

 

で。もうひとつ。

この国は仕事を正確にする人を避けますね。

「できない人が威張る国」

 

優秀な民間にマスクや防護服を頼まないで、雨合羽を集めたりする。

マスクを子どもに縫わせて喜んだりする。

 

私が司書として、大阪市で頑張ろうとした時も

「お前の司書としての知識は必要ないんだよ」とはっきり言われました。

 

素人の「頑張ってる感」の「お気持ち」が大事なのであって

ちゃんとした成果を出したいわけじゃない。

どんなに危険が迫っても、ヤバいことでも、頑張ってる感さえあれば

自分たちが責任を取らなくていいって思ってるんだなあと

私は思いました。(長年大阪市で臨時で働いてる人も、同じ気持ちで、もう諦めてるっておっしゃってたわ)

 

真剣にやると責任生じるからね。それを嫌うのかしらね。

 

頭の中でまとめて、安全な記事に仕上げたほうが

いいのかもしれないけど

そんな風にまとめたくない自分もいて書いてみました。

 

この無責任な政治の在り方は、学校そのもので

「できの悪い生徒が頑張ってる感じでやってる」のが先生のお気に入りだったことを考えるとわかりやすいと思うんです。

真剣に子どもの人権とかいじめ問題に取り組むなんて、先生たちは怖くてできなかったわけで。

少しでも学問的に真剣に考えて先生に意見することは嫌われたわけです。

 

そして、「何でも禁止にしておけばいい」になる。

禁止されたらみんな、ほっとしてそれに従う。

「どうして禁止なんですか?」って聞くことはご法度だった。

 

今の府のトップがやってることは、いわゆる「勝手に校長が決めて、みんなそれに従えばいいんだ、理屈なんてどうでもいいんだ」というのと似ています。

 

賢い人の意見なんて聞かない。

人情に訴えてお涙頂戴になる結末だけを見ている。

 

そういう学校が嫌で嫌でたまらなかった私の気持ちは、全く通じなかったし、言わなかった。誰にも。

 

んで、言ったところで「賢い人でやってくださいな、わたしたち、わかんないし~」って逃げる人たちばかりだと思ってたし。

 

これが私の世界観です。生きづらくてかわいそうと言われようが、わたしは、忖度よりもプロの仕事が好きなのです。

 

ようやく同じような意見の人がTwitterで見受けられるようになったけど、この国でその人たちの意見が通る日が来るのかな、来てほしいな。私もその未来に参加したいなと思う。

 

プロが、プロの仕事を全うできる国であってほしい。

ホントの意味での、色んな人を受け入れる成熟した社会になってほしい。

 

お口直しにチューリップの画像置いとく。

 

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