感性を守るのは自分
もしも、わたしが本当に頭が良くて頭ばかり使っているのなら
こんな風にブログを書いてないだろうし
公務員辞めてないし
子どもの不登校を認めてもいないと思う。
元夫の実家である手芸店を手伝って、平凡な一生を終えたと思う。
離婚なんてとんでもないだろうし、恋愛なんてもってのほかだろう。
本当に頭が良ければ、こんなはみ出し人生になってない。
頭の良い男性の不倫を見るたびにそう思う。家庭を壊さずに恋愛も楽しんで、賢いんだから~~~。仕事もできるしね。わたしには無理だったもん、頭悪すぎ。
けれど、なぜか「頭を使いすぎる人」と言われる。
その謎がずっと解けなった。
やっと最近、わかってきたのは
あまりにも奔放すぎる自分を「抑えるために必死で頭使ってる(使えないくせに)」ってこと。
本当に頭のいい人なら、こんなに頭がショートするほど使わなくて済むはずで
心と魂のバランスも勝手に取れるんだろう。
はっきりいって、頭にこれだけ頑張らせなければならないほど頭が悪くてそのうえ
自由と奔放さがあるのだろうと思う。
それを見抜いてくれる人を探していたけれど
結局のところ、頭を使いすぎだの、っていうアドバイス受けるばっかで
「違うのに」ってず~~~~っとそれがフラストレーションだった。
やっとこさ、この社会に馴染めるだけの自分になったのは、この頭のおかげだからな。それを否定されるのは、ほんとに嫌なのだよ。
なんでわかんないんだろうかと思うんだけどわかんないんだろうな、自分のことは自分でしかわからない。
否定してないって言うかもしれないけど、ここまでの努力をまず認めたい。
そこからしか始まらない。
私の傷ってたぶんそこ。
頭脳を否定されること、頭の働きにダメ出しされること。
それが嫌で、心も魂も閉ざしてしまう。
この社会を生き抜くのが私にとってどれほどの苦役だったかって話が通じないから。
必要以上に頑張ってくれて、脳の血管がキレるぐらいに働いてるから
大丈夫だよ、平常運転で十分社会でやってけるよって言ってあげるしかないのな。
気が付いたらお正月も終わり、長かった冬休みがもうすぐ終わる。
何をしてたのかもわからないんだけど
とにかく「人と会ってた」。
有益でない会い方で会ってた。
でも、それでも、去年の正月より楽しかった。
ひとりぼっちに自分をさせなかった。頑張ったよね(≧▽≦)
人が生きていくのに、色んなことがあって、そのすべてがOKだとわたしは思う。
想像もしないような他人の人生があるのだから、わかったようなことは言わないでおきたい。
だって、私がそうだから。
音楽と詩とダンスと、香りと味、五感をすべてつかってわたしは生きていきたい。
それが小さい頃からの望みで、先生の話も聞かずに空を見たり、つまらない授業の時は空想に浸ったり落書きをしていた。漫画を読みふけって、アイドルに夢中になって、かわいいな~きれいだな~かっこいいなあ~の世界が一番大事だった。だからこそ、勉強なんてさっさと終わらせなきゃならなかったんだよ。そんなものに人生を奪われたくなかったからね。
今でも自分がいいと思うものしか受け入れないし、気に入らない言葉はシャットアウトしている。そうしなきゃ自分の感性が守れない。
私の文章が整っているのは訓練によるものだから、誰にだってできる。
それよりも、絵を描いたり詩を書いたりして、それで、なおかつ、一人ぼっちじゃなくて、色んな人とわいわいしながら生きていけたらどんなに幸せだろうかと思う。
そのために、わたしはシュタイナーに惹かれたのだし、自由な学校に憧れたのだと思う。
結婚というひとりに絞る人生も苦手。たくさんの人間の素の部分を知りたいと思う。
こんな私だからこそ、不登校で悩んでいる親御さんに、突拍子もない言葉をプレゼントできてしまうし、子育ても変化球ばかりで、不思議がられるのだろう。
そういうわけで、もっともっとわがままに、感性の赴くままに日々過ごせたらと思っております。何を言われても、心地よくない言葉を受け入れるキャパがない(笑)
これ、欠点だと思ってたんだけど。もういいやwww
たぶん、ある種の人には目障りで、なんとかしたいタイプの人間だと思うんだ。
それで、その種の人たちは、自分たちの理屈であれこれ言ってくるんだけど。それが全然心に入ってこない。ああ、コントロールだなあってわかるから。
コントロール臭は私には天敵。なので、速攻戦う。ほんとは敵でも何でもないのはわかってるけど、相手は無自覚なんだよね。「あれ?なんでそんな反応するの?」って思われるんだけど。そりゃあんたが匂うんだよっていう話なので。直観だからどうしようもなくて、人生においてどんなに損してると言われようが、無理なもんは無理だ。
人間が丸くなって、苦手じゃなくなったらいいけど。納豆食べれない人が一生食べれないのと似てるのかもしれないね。存在はしててくれていいけど、距離置きたい。
自分の感性は自分で守るんだ。って詩人が言ってた。
ということで、おやすみなさい。