風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

つながり

外に出ると、熱風が顔に当たる。

とんでもない暑い国になったもんだと思う。

 

仕事でほぼ毎日自転車に乗っている。

職場に戻らないで、途中で休憩もする。

 

先日は、トイレを借りようとスーパーに入ったら

小学生に呼び止められた。

私の顔を覚えてくれていたらしい。

 

私は、図書室で働いている人をサポートするために学校に行くので

子ども達とふれあいはあまりない。

それでも、活動するうちに、覚えてくれる子もちらほら出てきた。

 

思いがけないプレゼントだった。

 

私は特に子どもが好きなわけではないけれど

どんな年齢の人であれ、顔を覚えてもらうのは嬉しい。

お金が絡まなければなお良きことだと思う。

 

行き付けのカフェもそうで、私が行くと話しかけてくれる店員さんもいるし

ミスドでは注文を覚えてくれたりした。

 

離婚してからそういうつながりが、一層身に染みるようになった。

離婚前は、特に必要ないと思っていただけに、自分の変化が嬉しかった。

というよりも、私はこういうことがしたかったのだと思った。

 

どっぷり浸かってしまう関係よりも、自分の生活の彩としての人間関係。

常に一人で考えて行動する癖があるからこそ、日常の微かなつながりが、私を生かしてくれる。

 

軽く、軽く、その人の人生に口出さずにいられる関わり。

異性であってもわたしはそうありたいと願う。

 

お互いの人生を尊重しつつ、一緒にいる時は最大限その時間を愛おしむような。

 

離れている時まで、お互いに口出すのはとてもじゃないけど耐えられない。

 

今日は朝からダラダラしている。

誰にも「母親らしくない」だの「人間らしくない(笑)」だの言われない。

自分らしくあればそれでよい。

今日の私は、私の信じるままに。

 

「人との関係」というのは、人によって違う。

だから、早く「自分にとって心地いい関係」を見出して自分でそれを肯定することが大切だ。

私のように、「家族的付き合いができないやつはあーだこーだ」「あなたには何かが欠けてる」などと、全く「関係性」の意味が違う人たちからボコられて、自分を責めるようになったら、とても辛いから。

 

誰かの関係性の理想に、自分を合わせないこと。

他人の理想を叶えようとしないコト。

どんなに寂しくても、自分と合わない人の中にいるよりはずっとマシだということ。

 

今の私がどれだけ満足しているか、昔の自分に教えてあげたい。

あなたは何も間違っていないと。

 

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