フラットな立場なんてない
先週の休日に動き回ったツケなのか
今日も一日ベッドの上で過ごした。
夕方、外に出てみると
面白い空があった。
息子が調べてくれたのだが
雲の影らしい。
王将へ行って、お腹いっぱい餃子を食べた。
おいしいものは幸せだ。
きな臭いニュースがやってくるたびに
私は思う。
「差別はいけない」と口先で言い、理屈ではそう思っているけれど
今の日本に差別は蔓延している。
でも、自分が差別する人間だと思いたくないあまり
心理学の言葉を利用したり、「差別ではなく区別だ」と言ってみたり
「自己責任だから」と相手のせいにすることで、自分の中に加害者性に蓋をする。
見たくないものに対して、綺麗にラッピングしたがるか、排除するかのどちらかである。
差別しない、公平な大人など、この日本には一人もいない。
そこにいるのは、自覚をもって生きてる人か、自覚なしに生きている人のどちらかである。
人に対して厳しいとか批判的とか言われるのは
私がそう思って世界を見ているからだろう。
民衆の暴走は止めようとするが、権力の暴走は見て見ぬふりである。
それが日本の性格なんじゃないかな。
今の日本は、まるで、侍が好き勝手に人を斬ってた時代に逆戻りしているようだ。
令和の時代になっても、夫が「コーヒー」と言えば淹れてしまう妻がいて
子どもの後始末をやりがたる母親で溢れてる。
男はいつまでも子どもで、甘やかされて、暴走する。でも止めない。
女の暴走はお互いに監視して止めようとする。
そういうところだと思う。
たっぷり昼寝をしたから、今日はクリムト特集の別冊太陽を眺めながら寝ることにする。