風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

身体を使え!

思い切り風邪をひきました。

 

一日中寝てられる幸せあり~の

でも、超超超苦しかった。

時間がわからないぐらいでした。

 

そういえば、体調悪くなる暇もなかったかなあ。

 

今日は整体に行きます。

 

アレクサンダーテクニークで歩けるようになったり

ボイスレッスンで自分自身を取り戻していったり

わたしは、身体を使って自分を整えるのが好きです。

 

もともとは、身体にコンプレックスがあり

動けない、体動かすのは好きじゃないという人です。

 

だけど、動けるようになったわたしは、自分がおそらくADHDの多動傾向があるのだろうとわかってきました。

動いている時が幸せ、みたいな。

身体が変化していくのも楽しいし。

 

で、気づいたことがひとつ。

 

わたしは、生まれつき股関節脱臼をやっていて(これってお産の時に何かあったんだよね~同じ産院で妹もそうだったし)

父が長男で、私が第一子。つまり初の内孫だったので、それはそれは大切に「動かないように」育てられたというわけ。

 

コルセットもしてたみたいだし、「バレエ習いたい」といったら却下されたし。

もし、股関節脱臼さえなければ、もっともっと動きたい赤ちゃんで、動いていたと思うんですね。目を離したら危ないぐらいに。

 

その抑圧された何かが、ずっと私に影響を及ぼしているのかもしれないなあと。

 

多動なのに、動けない。歩けない。走れない。そして、心理的にも「門限があって自由がない」「長女だから余計なことをしてはいけない」等々「動けない」がたくさんありました。自分がしたいようにできない、動けないという不自由さをたくさんたくさん味わってきたような気がします。

 

多動の自分を抑えるために使ってきたエネルギーってすごくないですか?

 

怒りにもなるし、その分、頭の多動もすごいことに。

 

20歳過ぎてから、そりゃもう色んな人に人格否定に近いことを言われて凹まされてきたけれど、誰もわかってくれないのも当たり前かと。

みな、とりあえず、身体は動いたんだろうし、好きなことできたんだろうしね。

その中での虐待やいじめがあって。

 

自分自身をひたすら抑えるために生きてきた人なんてなかなかいないと思うんですよ。

コントロールしすぎ。

 

だから、今になって身体を取り戻していく作業は気持ちが良いのです。

 

心理やメンタルのあれこれは、身体から何とかなる。

これホントです。

筋トレが鬱に効くというのも、まあ、重症の時は無理だけど、ちょっとした落ち込みなら筋トレ効くと思うしね。

 

ごちゃごちゃ頭の中で何かを考えているぐらいなら、歩け!と思います。

水泳でもいいし、歌うのでもいいし、ぐるぐる回るだけでもいい。

良質の哲学は歩きながら生まれるし、武術をする人の思想が深まっていくのもそういうことだと思うのです。

 

知識や経験は、頭じゃなくて身体に蓄積される。記憶される。

 

だから、たくさん見て、触れて、五感を使って生きていけばいいです。

新しい場所に飛び込んで、その土地や文化や人に触れて、驚いたり落ち込んだり楽しんだりすることで、生まれることがあるよ。

 

経験は裏切らないから(笑)

 

今日もいい一日を!

 

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