風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

結局見ない(笑)

映画「昼顔」が放映されるというので

斎藤工さんでも見て、癒されたいなあ」とつぶやいた。

息子に雑学を披露してみた。

斎藤工ってシュタイナー学校を出てるんだよ~」

そこから、シュタイナー教育とは何か、この母が中学生ぐらいの時に「宿題のない学校」として紹介されたこと、シュタイナーが農場まで作った偉大な思想家であることなどを説明した。

 

講師ってる私。

 

知っていることはとりあえず伝えておきたい。

 

そして、結局「昼顔」は観ないのであった(笑)

 

知ってることを教えたいという気持ちになると

身近な人に雑学として話しているけれど

大勢に教える日が来るのかもしれないと思っている。

 

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震災の話を書いたら、ツイッターでフォローしてくれる人や、読んでくれる人が増えたようでうれしい。

少しずつでも書いていきたい。

 

私にとっての被災は、自分の家にとどまらず、大事になってしまった。

今まで話したことのないマンションの人に会って話をしている。

これが運命の流れなんだろうと思う。

 

昔、鬱病になった時、外の世界をシャットアウトしたことがある。

私は常に外向きに考え、人の思考を読みながら生きていたから

その期間がとても大切だったのだと今ならわかるが、当時は罪悪感でいっぱいになったものだった。

 

自分に向き合ったあの時間があるからこそ、今の私が、こうして一人で(子どもたちは大人の中に一人で行けないという意味で)被災に向き合えるのだと思うと、人生の不思議さを想わずにいられない。

 

外向きのベクトルを作るためには、内向きのベクトルをしっかり作ることが重要だと私は思う。ちょっとしたことで、めげたり、凹んだりしていては、非常時は乗り切れない。

 

何を言われようが、何が起きようが、自分に戻る時間を何よりも大事にできるのは、一度しっかりと「転んだ」からだ。

 

ほんとに、心から「電気給湯器が壊れたのがうちでよかった」と思う。

引っ越ししようと思っていたから、段ボールがたくさんあったこと。

段ボールを敷けたおかげで、不潔にならずに済んだ。

奇跡的に(笑)今ニートの息子だったから、一週間ずっと片づけを手伝ってくれた。

おかげで水に濡れたものはほとんど処分され、見違えるように(床が見えるように)なった。

水を止めることもできた。

これが、小さいお子さんのいる家や、年配の方、一人暮らしの方の家だったらどうなってたかと思う。

 

そして、新居を借りていたので、ゆっくり睡眠をとることができた。

 

神様の采配は素晴らしいと思う。

 

先日は「あれ、絶対震度3じゃなかったよね」という余震が来て、まだまだ体調も精神面も戻らない。

それでも、今の私は、寂しくないし怖くない。

 

すべてが「何か」に向けて動いているかのように思える

その「何か」はわからないけれども。

 

 

さっきの「昼顔」

実は少しだけ見た。

つまらなかったから見続けられなかった。

あれは男性の好みなのかな?

コミュニケーションできてる風に思えないし、勝手に妄想の世界やね。

 

それでも。

世の中には、たくさんの男女の恋愛物語が生まれる。

もどかしくて、自分の嫌な面をたくさん見てしまって、それでもどうしようもなくて。

穏やかな結婚生活、というものに満足できないから、みな恋愛小説や恋愛映画を好んで見るのだと私は思ってる。

自分ではできないことを、架空の物語と「想って」疑似体験している。

ということは、誰もが心の中に、そういうものを飼ってるってことだと思う。

 

「結婚できて幸せ」に着地させたいっていうのもわかるけどね。

 

そんなところで、今日はおやすみ。

読んでくれてありがとう。

いい夢を(^^♪