現実は少しずつ動く
新居から見る空がとても美しい。
台所からは敷地内にある木々が茂っているのが見下ろせて(虫も来るのだけどw)遠くには山並み。
市外の方からすると、都会のイメージがあるらしいがここは静かな場所だ。
朝から団地の清掃があった。
初めて参加する私はドキドキした。
これも面白いことに、何度も転職を繰り返したおかげで「初めての集団に入る」ことにさほど抵抗がなくなったというか、心構えができたようだ。
色んなことを噂されるだろうし、今日もチクリと言われたけれど
それも織り込み済みである。
新しいマンションでは、住民同士のつながりも難しく、いつの間にか知らない人が来たということも少なくない。けれど、ここはそうもいかないらしい。
実は、私、引っ越し先を決める時に「団地でつながりのあるところ」という漠然とした夢を抱いていた。それが見事に叶ったようである。
しかし!そもそも集団苦手なのにな(笑)どうする?どうなる?乞うご期待(#^^#)
仕事の疲れも取れない中で、引っ越し作業と家の片づけをしている。
ボランティアの人たちが来てくれたのだが「今日の中でもっともひどいところだ」とか。
動かせなかったものの下がどうやらカビが発生しているようである。
今も動かせないのでどうしようもない。
落ち込んだり、頑張れたり、一日の中でも気持ちがかなり揺れ動く。
子どもに愚痴を言って慰められたりもしているが、どうしても、こちらが指示しなければ動いてくれないもどかしさを感じてしまう。
育児はいつまでも続く。
活字をたまに読まないことには持たない文章依存なので、スマホは常に見ているのだが
今日はこの話が良かった。
彼女はこれからは思った通りに行動する。その日が来たら、彼女はまた決断を下し、関係を「アップ」デートしていくのだろう。|はらだ 有彩 ‐ “7月/「あげまん」とヤバい女の子”https://t.co/ODfD5k1fVf
— アパートメント (@apartment_home) 2018年7月1日
私も同類かもしれないと思って、少しだけ現実を忘れて妄想した。
次はどんなアップデートになるだろう。
引っ越しにあたって、荷物を整理していると、自分が何を大事に思っているかよくわかる。私の場合は、本と服と化粧品。それから、何はなくても料理だった。
まだ、本格的に住んでいるわけではないし、前よりもずっと小さな冷蔵庫で暮らすことにしている。その少ない食材で何ができるかを考えるとわくわくしてしまう。
どんなに大変な状況でも、私には食べることが欠かせないのであった。
毎朝6時に家を出るのでお弁当を作れなくなり、ファミレスやパン屋を頼ることが増えた。確かにマズくはないし、栄養は十分満たされる。だけど、やっぱり家でキャベツを大量にゆでて食べることになる。
20年間料理して食べていると、やはり味にはうるさくなるものだと思った。
料理しなくても結婚できるし、毎日外食でもいいけれど、それはそれで店を選ぶよね。
なまじキャンプ生活経験者でもあるので、日常生活が送れない時でも、料理を工夫してするのは苦にならないしむしろ楽しいのだと気づいてしまった!
どんな状況でも、それを逆手にとって実験するのがいいよね。
311の時は、少しの間、海外の食材を使って料理することにハマったし、肉食を減らしたりもした。大豆ミートを調理したのもその頃。
話が長くなってしまった。
いざという時、何をするかでわかるものだなと思う。
私は料理だったし、服も大切だと思った。
本は意外と捨てれた(笑)まだまだ新しい本が出るしね、欲しいしね。
自分の肝がわかれば、生きていけるかも。そんな気がした日曜の夜。
今日もピンポイントで余震が来ました。何のお知らせもなく(笑)
北摂の下には竜がいるのかな。
まだまだ気を抜けないですね。
読んでくれてありがとう。