風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

平等の誤解

本日二回目。

 

最近、「女性は女性の役割があって云々」という人が増えていて

何とも言えない感情を抱くことがあります。

「男女は平等じゃない」という言葉がどや顔をしていて

しかもそれを女性が言うかって、ね。

 

あのね。勉強したよね?

男と女は身体が違う。違いがあるから、「平等」の概念が必要なの。

違わないなら、わざわざ言わなくていいの。

ちゃんと頭に入ってる?

 

障害を持っている人もいない人も「命は平等」なの。

身体が違っても、心が違っても、「命は平等」なの。

平等ってそういうことだよ。

 

女性だから、○○だからと、命が軽んじられるようなことがあってはいけない。

女性だけが暴力を振るわれる可能性が高いなんてことがあってはならない。

女性だからと、トップに立てないような仕組みを作るのは変だよね。

 

身体や心の違いが、生きていることへの負担感の違いになってはいけないし

お互いにカバーできるような仕組みを作るのが、平等っていうことだと私は思うよ。

 

お互いに理解しあうことは、差異を固定することではない。

「こうあらねばならない」と押し付けることでもない。

だって、違うんでしょ?

違うんだったら、押し付けなくたって、どうしようもなく女性は女性じゃん。

いちいち「役割がある」とか上から言わなくてもいいと思うんよ。

 

何を恐れているのかな。

何を怖がっているのかな。

 

平等って言われたら、何を奪われる気になるんだろう。

 

個人として弱く生きたいならそうすればいいし

個人として主婦をやりたいならやればいいし。

だけど「女性だから主婦が一番」っていうのは違うと思うんだ~。

 

世の中を映しているのは自分の心だから。

そして、女性ではなく、個人として私たちは輝く。

だけど。身体はどうしようもなく、変えることはできない。

それを受け入れることと、黙って耐えることは全く違うこと。

 

もし、男性がかわいそうに見えるのなら、男性に対してそういう気持ちを持ってる自分を見てみたらどうかな。

男性同士で助け合えばいいことかもしれない。

いちいち女性が「女性らしくすることで男性を助けなくては」なんて思ってあげなくていいんじゃないかな。

 

平等を嫌がる人たちって、どこか、依存的。

男性をかばったり、助けることで、自分が守られる感覚を持っているような気がする。

 

それってちっとも相手を対等に扱ってないし、すごく他人本位の人生だと思う。

 

 

わたしは嫌だ、わたしはそうしたくない、わたしは気持ちよく生きたい。

 

その願いが、「女性も男性と同じ権利を」という話になったのだから

「自分本位」上等、「まずは自分を幸せにする」私たちなら、普通に理解できる考え方のはず。

 

なのに、どうして「自分を幸せにすること」が「男を気持ちよくさせること」に変わっちゃうんだろうね~。変だね。

 

だから、言葉で「自分を幸せにしてます」って偽ったって、「男女は平等じゃなくていい」って思った瞬間に「自分を幸せにしてないじゃん」ってバレる。

自分を幸せにするために戦うことは、髪を振り乱して男と同じになろうとしたよね?ってことではないよ。

勝手にそういう想像をして、勝手に妄想の中で、「女性はこうあるべき」と決めつけている自分の心が映し出されてるだけ。

 

私は、子どもの頃から自分本位だから、父親が「女はこうあるべき」と言うたびに怒ったし、反抗した。だけど、ずっとピンクが好きで、お化粧も好きで、羽生君のファンで、恋も大好き。お化粧しない妹のほうが、「男を立てる女」として育ったかもしれない(笑)この違いって何~

 

女性を謳歌しているのは、わたしだと思う。

そして同時に、男性という性に甘えてる男は大嫌いなのもわたしだよ。

 

男を立てているふりをしている女性って女性性を抑えてる。

そのくせ、「女性はこうあるべき」と言う。

あんたは女性として生きてないやんって思うけどね。

 

平等を意識したら生きれないから(男にぶら下がらないと生きられないと思ってるから)本気で女性性を開花させない。

女性性を開花させたら、もっともっと女性は強くなるし、自由になるはずなんだよね。

きれいになって、主婦なんかじゃ収まらないかもしれない。

それを怖がってるんかな。そのために、「女性は男性とは違うから」とかなんとか言い訳して女性性を感じないようにしてるのかな。

 

違いはあるけど平等だよ~~~

生まれてきた命に差はないよ。誰もが神様に愛されてるしね。

 

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