風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

みんな自分をほめて!

毎朝、朝焼けを見ながら出勤しています。

それだけで幸せを感じます。

 

若い時はとかく自分にダメ出しをしてしまうものです。

大人や社会は、子どもを押さえつけるのに必死で

支配するのに必死です。

 

そこから逃れるのは大変かもしれません。

 

だけど、大人になれば、それがすべて幻想だと気づけるようになります。

 

特に女性は「こうあらねば男性に好かれないぞ」という脅しを

幼少期から、父親や周囲の男たちから刷り込まれてしまうので

「女はこうなければならない」と男の視点を内面化していることが多いです。

 

だから、同じ女性に対して厳しいし、いつもいつもどこかチェックしたり

マウントを取らないと気が済まなくなる。

病気です。

 

自分が小さい頃に一緒にいた男の価値観を内面化しているだけなのに

「女がどうふるまったらいいのかは、私が一番知ってるわ」と思い込んで

誰に対しても、そのふるまいや外見を求めていくのを

わたしは見てきました。

 

常識を疑えというのはそういうことですよ。

自分が「当たり前だと思っている」「こういう女性が好かれる」という価値観や常識を疑うことなく、カウンセリングだのセラピーだのと称して広めてしまう。

その罪ったらね。カルマいっぱいじゃないでしょうかね(笑)

 

男は、そんなこと実は関係なかったりします。

勝手に女同士で格付けして、男に都合のいい女性を育て上げてくれて

さぞ楽なことだとは思うけれど

そんな自己肯定感の低い女性(顔もスタイルも服装もメイクもばっちり!な)が、アラフィフになったらどうなんでしょうか~。

 

若い頃に身に着けられるはずの、もっと違うものがあるのに。

 

家庭の中で女中扱いを許している女性もそうだけど

そうやって、自分が「普通にやってきたから」といって

そうしない女性を見下したり、嫉妬でいらんことを言うっていうのもありますね。

 

昔は、そりゃ、社長夫人が務まる女性に育ったらいいんだろうなあとか妄想したこともあるけれど、今は本気で「そんな人生じゃなくてよかった」と心から思っています。

 

人生詰んでしまう。

 

狭い世界の中で、社長である夫が浮気してないかチェックしたり、家族の中でそれこそ、かいがいしく動いたり、そうかと思えば、陰で色々采配ふるったり・・・。

しんど・・・い・・・。む・・・り・・・。

 

それよりも、会社の中で人を育てるとか、もっと広い世界で動きたいなあと私は思うのですが、それも人それぞれなのかもね。

 

いや、何が言いたいかっていうと。

 

女性の評価なんて全くアテにならないってことです。

お前の理想通りになって、お前が私の恋人になるのか?って話です。

評価した奴が助けてくれることなんて一切ありません。

 

自分の人生は自分だけで歩くもの。

女性としての自信を持つのは、誰とも比べない自分自身でしかないのです。

人と比べて頑張ってみるのもいいし、彼に合わせたくて頑張るのも青春です。

だけど、女性からのダメ出しに傷つかないでほしい。

 

お前の理想を押し付けんじゃね~ぞって言ってやってください。

 

わたしは昔、冴えない女の子でした。そうすることで身を守っていました。

目立たないコト、地味な女の子を演じることが最大の武器だったのです。

田原俊彦なんてちっとも好きじゃないのに

マッチが好きって言ったら不良に見られるから言わないとかね。

そういう細かいところから自分をだまし続けてウン十年。

 

それが今や、男性に怖気づくこともなくなり

男性からの評価は落ちないです。

 

それはたぶん、そういう自分になりたかったから。

一人の人に甘えて、何をしても許される環境にいるのが嫌だったからだとは思うのですが、一度、女性からの評価を全部捨てた。

そこからです。自分が少しずつ強くなってキリッとしたのは。

 

自分の美的感覚をとことん信じた。

そしたら、自分の美意識がハマる男性が褒めてくれる。

それだけのことです。

 

「女性からどう見られるか」をやめるだけで、生きやすくなります。

自分勝手でOKです。

 

こと、男性に対しての姿勢は、内面化されている「こうあるべき」が平安時代からこの国の女性は変化してない気がするから。

そんな中で、どんなに神様の声がどうだの、心理学がどうだの言ったって

意味ないじゃん。

 

自分の中の「その常識」を壊してからにしないとね。

 

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