弱さが助けになる
人は、言い切る人についていきたくなる。
独裁社会をみればわかる。
「こうしろ」「こうあれ」と言われて従うと楽なのだ。
だから、人をコントロールして、自分が最善だと思う方向に人を導こうとすると、依存する人を産む。
当たり前のことだ。
わたしは正解を持たない。
自分の正解はある。
だけど他人に押し付ける正解はない。
なぜなら、失敗ばかりしてきたことが経験として役立ったから。
お金持ちになっちゃった。
素敵なパートナー見つかっちゃった。
神様に選ばれちゃった。
となれば、自分の生き方こそが正解だと思いたい人も出てくるだろう。
そして、自分の歩いてきた道と同じようにすれば
他人も同じようになるはずだと思ってしまうだろう。
でも、そこに集まる人たちは「モデルケース」を見に来るだけで、自分はそうなれないとがっかりし、同じようになりたいと願う。
自分自身を生きることはない。
「誰かにわかってもらいたい」「あんな風になりたい」と思うのはごく普通のことだけど。その普通にしがみついている限り、新しい自分にはなれない。
わたしは、その痛みを知っているからこそ、誰にも押し付けのアドバイスはしない。
まあ、自分のアドバイスが押し付けであるかどうかなんて、アドバイスしている本人はまるで無自覚で、「いいことを言ってあげている」としか思っていないのだけれど。
23歳の冬、私は公務員をやめようとしていた。
見かねた父が、社長をやっている友人から私を説得させようとして、高級料理屋に連れていかれた。あの時のことをどう表現すればいいのだろう。
「男として」「社長として」の自信とプライドは、私の話に耳を傾けることなく、私に苦痛を与え続けた。美味しいはずの料理の味もわからなくなり、頭が真っ白になったことだけは覚えている。どうやって帰ったのかも覚えていない。
強烈なパワハラの記憶でしかない。
それから後も、鬱病になったり、子どもの不登校を話題にする度に、同じような目に遭った。離婚した時にも、説教親父が現れた。
人を助けるのは、何の困難もなく、この社会を普通に生きてきた人ではないし、成功した人でもない。一緒に足を引きずりながら歩いている人が、私を助け、支えてくれた。
助けようとするのではなくて、私がいてもいなくても、その人は立ち上がれる、その人は生きていける、そう思える心の強さが、人を救うのだと思う。
私は完璧じゃないよ、私のやっていることは正解ではないよ、だけど、あなたに寄り添うことはできるし、話ぐらいは聴けるよ、というスタンスで私は話を聴く。
そして、「私は正しい母親をしている」と思っている人に、違う角度からの視点を与える。正しさは無数にあることを示していく。
私に説教をした社長のようになっている親御さんがたくさんいる。
子どもの頭を真っ白にしてしまっていないだろうか。
子どもが経験することを奪おうとしていないだろうか。
安易に「わかってあげる」と思わないことだ。他人のことなどわからない。わからないからこそ、発見し、関係を結ぶことができる。わからないことの面白みを知ることが、この世界に生きていることだと思う。
相手を知ろうとする心が、相手に届く。自分を押し付けるのではなく、「わかってあげられる自分」に酔うのではなく。
そんな考え方なんだ~そう生きるんだ~面白いね~(#^^#)って。
それだけでいいんじゃないかな。
#乗っちゃいけないおっさんの口車100 https://t.co/iKCmOMgkqv
— しいたけ占いのしいたけ (@shiitake7919) 2018年3月10日
「理解者であるふりをして、結局はなんらかのその人が抱える私的な目的を果たそうとする」
という“フェアじゃない振る舞い”に対してモヤッとするんじゃないか。
愚痴や悩みをいっぱい聞いちゃうセッションをやってます。 わたしは何も言わないけれど、なぜだか勝手に話してくれる。 そして、すっきりするみたいね。 心に溜まったものを落とすのにご利用ください(*^_^*) 怒らないし、説教もしない。だけど、あなたが見つけられないあなたの良さは言うかもね(≧▽≦) 占いより安く、マッサージよりはちょっと高い。 1時間5000円です。 場所は梅田のカフェか自宅になります お問い合わせいただいてからご案内いたします。
3月18日(日)午後1時~
3月19日(月)午前10時~
3月25日(日)午後1時~
3月26日(月)午前10時~ お電話でもよろしければ、夜も可能です。 お申し込みは→