風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

学ぶところを間違えた

うわ~~8月31日です。

子どもの頃、夏休みの宿題をやってなくて慌ててる記憶しかない!!

 

ちょっと昔に流行った「メンタリスト」というドラマにハマっています。

韓流ドラマにハマったのとはちょっと違って

エンタメ的に見るところがたくさんあります。

 

日本人が憧れる豪邸、美しい景色、セレブ達、そして痛ましい事件。

 

学生時代がバブルだった(はず)の私には懐かしい感覚です。

けれど、あのバブルを作ったのは、必死で働いた人たちだろうし

その陰で酷い目に遭った人たちもいただろうと想像するのが

大人の視点でしょう。

 

ところが、あの時代に豪遊し、コネでのし上がってきた人たちにとっては

その夢の時代をいつまでもとどめておきたい。

その気持ちを「ロマン」と言ってのけたのが大物シンガーソングライターってところが複雑ですよね。

 

結局、あの頃の金銭感覚と日本がイケイケだった記憶だけで政治をやってのけたからこそ、金持ちには好かれ、メディアに吸収されていったのだろうと思います。

 

学んだのは、お金を遣って遊ぶことと、見た目。

それって、古代からずっと残ってる遺跡。

 

アメリカのドラマに出てくる、女性対する言葉選びや態度

エスコートのやり方、ジョークの効果などは学びもしなかった。

 

洗練されていないセレブもどきでいっぱいだから

国会も下品になっていくばかりなのでしょうね。

 

東京ラブストーリー」を見直してびっくりしたのが

めちゃくちゃ野暮ったいのに、あれがかっこいいと思っていたってことです。

そして今でもアラフォーはあれを覚えてる。

本物はまた見直されるけど、装飾されたセレブのコマーシャル的なテレビ番組や音楽はもう、演歌よりダサくなったし、なっていくんだと思う。

 

なにより、自分は懐古趣味のセレブ観で暮らしているくせに

戦時中を再現しようとするところがせこい。

何をしたいのかもわかっていなかったんだろうなと思います。

目立つことなら何でもよかった。

なんでもかんでもいっちょかみをして、王様風を吹かせたかっただけの人に

私たちは国を預けていたんじゃないだろうかと思うわけです。

 

本質は、何も変わっていない。

村八分を平気でやってしまえる村社会のままです。

そこに、どんなにアメリカのセレブっぽい音楽や建物や広告を装ったところで

いつかそのメッキは剥がれていく。

今がそうかも。

 

本気で変われるのは今じゃないのか。

頑固な村社会の常識から目覚めることができるのは。

 

いい男が増えるように、私もあちこちで餌をばらまいてるんだけどな。

 

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