風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

心理戦

相変わらずの体調だけど

原因が少しわかったので安心している。

 

昔は、不調でいることすらも自分を責めるための餌だったけど

今は違う。

慣れもあるかもしれないが、気楽に生きるのが一番だ。

 

私のように、不安がどうしてもぬぐえない場合は

あらゆるパターンを「知る」ことが安心のひとつになる。

 

それこそ、自分の身を守るために反応していたあらゆることから自由になれる。

 

暴言を吐く男、イキがる男、弱い男

うそつきの女、偉そうなことばかり言う女

どれもこれも、以前はムカついて仕方なかったけれど

彼らの弱さが理解できるようになるとそれほどムカつくこともなくなった。

 

男は離婚すると弱ると言われているし

「周りで離婚した男はみなダメになってる」と証言する男もいる。

自分事じゃないのが笑える。

 

勝手に女は強いだとか男は弱いだとか思い込んで生きてるのは

能天気でいいけれど、人にそれを撒き散らして何が得なんだか。

結局、男を庇えっていうことなんだろうと思う。

 

で。その真相はというと、一人で生きられない男が女を捕まえておきたがるってことだ。ひとりで生きてかっこいい男がいることを、弱い男たちは絶対に認めない。

 

暴力であれ金銭であれ、女(あるいは子分になる男)を身の回りに配置しないと生きていけない。

 

それはとても弱いことだ。

 

間違った恋愛論を伝えている人たちの中には

「男は誰かに頼られないとダメだから」なんて言う人たちがいるけど

それって単なる依存だし、男は依存症でもかまわないと言ってるようなもので

危険な男性にとっては都合のいい言説になるし、

女にはヤバい男に捕まる確率を高めてしまう。

 

わたしなんかは、ひとりで孤独を抱えている男のほうに魅力を感じるけどな。

 

家族だけに飽き足らず、単なる弱さのはけ口に弱いものを側に置きたがる人間は

この世の中では「強い」と思われていて、周りもそれに乗せられてるけど

実際は一人で何もできない人たちだ。

 

そういう人ほど、絆だ、家族だ、団結だって言う。

 

権力が魅力なのは、「人が自分の周りにいてくれる安心感」に他ならない。

お金と同じで、常につながり依存になってる証拠だ。

それが人間社会の成り立ちだから、依存症なんて治るわけないと思ってる。

 

つながりのために、人を利用することを推奨するわけだから

その「人」がいなくなれば、寂しくてお酒にもギャンブルにも走るだろう。

 

みんな、自分だけはまともだと思ってるけど

ひとりぼっちになった時、何にも依存しないで生きていられる自信はあるのかい?

わたしには、そんな自信どこにもないわ。

 

だけど、弱い人を見つけてはべらせるだけの傲慢さもないわ。

 

自分の弱さを認められない人だけが、この世で「自分はまともだ」と思ってる。

 

これってすごいことじゃない?

 

人を見抜くってそういうことだと思う。

まともな人たちに乾杯。

 

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