風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

料理は家事に含まれない話w

空が広い。

暑いけど、確実に秋が来てる。

 

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今朝から頭がすっきりしているのは

ひとつの罪悪感を消したから。

 

ずっと自分の料理に対する姿勢の問題があった。

料理ができる、料理が好きだというと

「家庭的だね」とか「妻として母として良いこと」という風に見なされがちだけど

私の場合、「母や妻としての役割」と料理は全くの別物だった。

 

元夫が料理ぐらいは普通にできたので

家を空けても平気だったし、共働きでも全然大丈夫だった。

けれど、他人が作るご飯を毎日食べるとストレスになった。

「料理を作ってくれるなんていい旦那さんじゃないの」と言われるたびに

「なんか違う」と思った。

 

私の料理は、創作であり、粘土遊びであり、食べる趣味と直結している。

美術的なものなら、作ったら評価され、しかも、できの悪いものでも置いとかなくちゃいけない(私が作るとなれば、の話だ)。

でも、料理なら、好き放題作れて、味は自分好みにできるし、見かけが悪くても少々まずくても、食べれたらそれでよしだ。

 

素敵な遊びじゃないか!と私は思っている。

 

その遊びができない日々が続くと、私のストレスはマックスになってしまう。

 

だから、いい妻でもいい母でもないし、元夫に作ってもらうことを100%喜べないけどフェミニズムでもあり、その辺りを説明できる言葉が見つかっていなかった。

 

今日やっと自分の中で、料理というものへの気持ちがはっきりしたのだ。

味噌仕込んだり、カレーをスパイスから炒めるのも、別に家庭的だからじゃない。

遊びだからやってるだけで、飽きたらやらない。

なので、家族のために毎日作るのは苦痛だよ。食べたくないモノや、気持ちが乗らない時に作るんだから。

 

けれど、毎日嫌でも作る訓練をしたおかげで、作れるようになったのは大きい。

それは、毎日毎日漫画を描き続けたら上手になったというのと似ている。

 

なんていうのかなあ。この社会には、しょうもない思い込みに溢れてる。

料理が好きっていう趣味を、趣味の域にしておけない呪いとか

掃除を趣味でやれないとか

いきなり仕事にしろと言われるとか。

 

息子も、お菓子を作るのが好きだけど、それも、思いついた時だけなので

「将来はパティシエかしら」などと周囲の人に言われるたびにムッとしていたはずで、私もいつも「そうじゃなくて」と説明するのがめんどくさいのだった。

 

やりたい時にやりたいんだよ!

 

いちいち義務に落とし込む必要ある?

いちいち「女性らしい」だの言われる必要ある?

 

さくっと楽しみたいだけなのよね。

 

人生のすべてが、もっと軽かったらいいのになと私は思う。

その点で、男はいいなあといつも思っている。

日本での女性はとても制限されててしんどい。

 

書きたいネタがもうひとつあったのだけど

それは明日。

 

絵描きや作家は、そこに没頭することでお金になるのに

料理に没頭してもお金にならない、お金かかるだけ(笑)

「見せる」と「食べさせる」じゃ、責任の重さが違うしなあ。

仕事にしたら楽しくないしな・・・。

 

自分だけの楽しみ、少しだけ周りと共有できる楽しみ、にしておこう。

とりま、家事としての料理を手放す時期を狙っている(≧▽≦)///

 

よく言われる(あまり好きでない言い方やけど)「男の料理」みたいにさ

片付け誰かやってくれたらそれも最高やな。

 

料理本、料理エッセイ大好きだし。

レシピ読むのも至福だよね。

材料見るだけでわくわくする。

特に、古いレシピだと、材料を表す言葉さえエモい。

 

鶏ハム作ってる~という人と知り合ってよかった(*´ω`)

 

作りたくなった衝動で作るのがいいんだ~~~~

 

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これはどこかのお店だったっけかな。

 

飯テロ。

お腹空いた。