料理は家事に含まれない話w
空が広い。
暑いけど、確実に秋が来てる。
今朝から頭がすっきりしているのは
ひとつの罪悪感を消したから。
ずっと自分の料理に対する姿勢の問題があった。
料理ができる、料理が好きだというと
「家庭的だね」とか「妻として母として良いこと」という風に見なされがちだけど
私の場合、「母や妻としての役割」と料理は全くの別物だった。
元夫が料理ぐらいは普通にできたので
家を空けても平気だったし、共働きでも全然大丈夫だった。
けれど、他人が作るご飯を毎日食べるとストレスになった。
「料理を作ってくれるなんていい旦那さんじゃないの」と言われるたびに
「なんか違う」と思った。
私の料理は、創作であり、粘土遊びであり、食べる趣味と直結している。
美術的なものなら、作ったら評価され、しかも、できの悪いものでも置いとかなくちゃいけない(私が作るとなれば、の話だ)。
でも、料理なら、好き放題作れて、味は自分好みにできるし、見かけが悪くても少々まずくても、食べれたらそれでよしだ。
素敵な遊びじゃないか!と私は思っている。
その遊びができない日々が続くと、私のストレスはマックスになってしまう。
だから、いい妻でもいい母でもないし、元夫に作ってもらうことを100%喜べないけどフェミニズムでもあり、その辺りを説明できる言葉が見つかっていなかった。
今日やっと自分の中で、料理というものへの気持ちがはっきりしたのだ。
味噌仕込んだり、カレーをスパイスから炒めるのも、別に家庭的だからじゃない。
遊びだからやってるだけで、飽きたらやらない。
なので、家族のために毎日作るのは苦痛だよ。食べたくないモノや、気持ちが乗らない時に作るんだから。
けれど、毎日嫌でも作る訓練をしたおかげで、作れるようになったのは大きい。
それは、毎日毎日漫画を描き続けたら上手になったというのと似ている。
なんていうのかなあ。この社会には、しょうもない思い込みに溢れてる。
料理が好きっていう趣味を、趣味の域にしておけない呪いとか
掃除を趣味でやれないとか
いきなり仕事にしろと言われるとか。
息子も、お菓子を作るのが好きだけど、それも、思いついた時だけなので
「将来はパティシエかしら」などと周囲の人に言われるたびにムッとしていたはずで、私もいつも「そうじゃなくて」と説明するのがめんどくさいのだった。
やりたい時にやりたいんだよ!
いちいち義務に落とし込む必要ある?
いちいち「女性らしい」だの言われる必要ある?
さくっと楽しみたいだけなのよね。
人生のすべてが、もっと軽かったらいいのになと私は思う。
その点で、男はいいなあといつも思っている。
日本での女性はとても制限されててしんどい。
書きたいネタがもうひとつあったのだけど
それは明日。
絵描きや作家は、そこに没頭することでお金になるのに
料理に没頭してもお金にならない、お金かかるだけ(笑)
「見せる」と「食べさせる」じゃ、責任の重さが違うしなあ。
仕事にしたら楽しくないしな・・・。
自分だけの楽しみ、少しだけ周りと共有できる楽しみ、にしておこう。
とりま、家事としての料理を手放す時期を狙っている(≧▽≦)///
よく言われる(あまり好きでない言い方やけど)「男の料理」みたいにさ
片付け誰かやってくれたらそれも最高やな。
料理本、料理エッセイ大好きだし。
レシピ読むのも至福だよね。
材料見るだけでわくわくする。
特に、古いレシピだと、材料を表す言葉さえエモい。
鶏ハム作ってる~という人と知り合ってよかった(*´ω`)
作りたくなった衝動で作るのがいいんだ~~~~
これはどこかのお店だったっけかな。
飯テロ。
お腹空いた。