お天気のよう
昨日は真夏のようだったのに
また雨が降っている。
地元の神社の祭りだったことも知らず
わたしは夢を見ていた。
作家とその秘書と私の3人がいたことしか覚えていないけれど
はっきりした夢を見たのは久しぶりだった。
恐ろしく疲れてしまっていて
起きた時間が10時過ぎだったことにも驚いた。
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わたしはどうも、人を見抜けないところがあるようで
特に、母と似たような、他人の痛みに鈍感な人に対して
無防備に寄って行ってしまう癖があることがわかった。
何度も話してみないとわからないのがまた。辛い。
普通の?人からは尖がっている風に見られて、避けられがちなのに
母と似たような人は、あちらからも私を見つけて近寄ってくる。
きっとお互い様なのだろう。
わたしが仕事の辛さを話しても、一向に通じない上に
理解すらしてもらえないのに
その人は私に何かを話して楽になるみたいなのだから
まったく母と同じなのだった。
知り合って一年後にわかるというのもどうなの?と思うけど
気付いただけマシな方。
コントロール欲の強い人たちが、私を支配できずに悔しそうな顔をする。
そして去っていく。
それもまた、私の運命なんだろうと思う。
マウンティングしがいのないやつだから、申し訳ないが
違う人を相手にしてくれないか。
好きでもない人を、気持ちよくさせる趣味はない。
自分の持っている「何か」が相当根深いことを知った昨日であった。
最近、また本にハマっている。
西加奈子の作品を読むたび、人間の闇に深く深く潜っていきそうになる。
自分の中にある闇と共鳴することが増えた。
人と会う時、一人になる時、いくつもの季節を過ごして
わたしたちは、生きていくのだろう。
やり残さないよう、大切に、やりたいことをひとつずつ
行動するだけだ。
次はどこに向かおうか。