風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

会いたくて

 

きゃ~~~(#^^#)

まるで歌謡曲のタイトルや~

 

すっかり大晦日です。

今日の予定はネイルのみ!

セレブですか?←精いっぱいの強がりw

 

ウン十年続けてきた正しい年末とお正月の迎え方をすっぱりとやめるのは

心の勇気がいりました。

というのは嘘で、家族のためじゃなければ、あんなことする必要ないしな~っていう感覚になってます。いや、「日本の正しい正月」をした意味はあったけれども、毎年やらんでもええんちゃう?っていう・・・まあ、そういうことです。

 

自分のこの2,3年をつらつらと考えてみて、「おい、何やってんだよ」という突っ込みを入れてたところなのですが

何をやっていたかというと「あなたに会いたくて」でした。

 

私の中にふつふつと湧き上がる最大の願望は「私のままで誰かに会いたい」「私のままで誰かと本当につながりたい」でした。

 

いい歳して、と言われることを覚悟で(誰にやねん!)書くのですが

長年「わたし」とは「両親のフィルターを通して見られる物体」「教師の評価の物体」でした。

だ~れも「私そのもの」を観てくれないんだという寂しさと共に育ちました。

 

それは逆に言えば「私のまま」でいることは、評価されないコト、醜いと言われることだというそれこそ、恐ろしい勘違いでもありました。

 

私を観てくれる人はたくさんいたのに、「わたしのことなんて、どうせこんな風にしか観てないよね」という相手を舐めた態度で生きていたんです。

 

恐ろしく天然で、思ったことはすぐ口から出そうになり、お箸の持ち方もおかしくて、基本的な、日本で生きる上で大切な躾が全くされていない私は、そういう自分がバレたら生きていけないと固く心に誓いました。

とにかく「おとなしく」「頭のいい」「優しい」という鎧を身に付けていないと安心できませんでした。

だからこそ、親は素のままの私を隠したのだし、私の友達をジャッジし、頭のよさ品行方正な部分を親の評価として利用してきました。

それらのフィルターから逃げることがどれだけ痛かったことか。どんなに家の中で惨めであろうとも、世間で痛い目に遭うよりましだった。

 

だけど、もうそれで我慢できなくなったんですよね。

 

ある日突然ブログを書き始めて世の中に発信。

息子たちの不登校を利用して、親の会を作ってみたり、参加したり、鬱病を口実にカウンセリングを受けたり、治療だと称してリトリートに行ってみたり、あらゆる手を使って私は外の世界とコンタクトを取り始めたのです。

 

それでも、それでも「夫」という壁が私を阻みました。

夫は私の交流の場に行きたがり、「夫です」と言いながら、私の友達と仲良くなってしまい(性的な意味ではないですよ、念のため)「いい旦那さんじゃないの」と言われるようになり、「わたしは、わたしだけの友達が欲しかったのに」と悔しい気持ちになること数限りなく。それが、親と私の関係を繰り返しているとは思いもよらなかったのでした。

 

そう、わたしは、天然の「わたし」を見てくれる人に飢えていた。

 

誰かに遭いたくて遭いたくて。

 

娘でもなく、母でもなく、妻でもない、よくわからない猿のようなわたしと出会ってくれませんか?と。

 

その飢えと渇望が私の生きる原動力となり、何があっても生きようとする力にもなってきました。

 

無駄に傷ついたこともあります。この12月もなかなかすごかった(笑)。

「自分を傷つけないで」と占いで言われようが、わたしはわたしを傷つけてでも、人に遭うほうを選んでいる。それは間違いないんだな。

 

「評価のために生きてきた人生」をやめるのはとても大変です。

わたしでも、こんなに評価されるんだからねっていちいち自分に確認しないと、とても惨めな気持ちになってしまうから。

本当の意味で「こんなわたしでも大丈夫」になるのは、相当の痛みと共にあるし、今もまだその真っ最中でもあります。

 

わたしを認めてくれる人に出会いたい・・・の旅は、まだ続くのだと思います。

 

そして、来年の目標は、「むき出しの自分のままで、どこで人に出会うか、どうやって人に出会えるかを真剣に考えてみる」です。

無意識にやってきたことを可視化して、さらに、この思いっきり恥かしい、幼稚な願望を満たすために何ができるのかを探していこうと思います。

 

普通の人なら(普通ってわからないけど)、幼稚園で卒業したネタかもしれませんね。

 

どんなに見せかけの表面上の「夢」を追いかけたところで、私の願望とかけ離れて行くばかり。

失敗をしないために抑えてきた数々の自分が、「早く出してくれないと暴れちゃうよ~~~」って言ってるのでね。

 

あの時、ピンクレディ踊りたかったなとか、マハラジャ行きたかったなとか、カッコ悪くてもみんなの前で歌いたかったなとか、真剣に何かを創り上げてみたかったなとか・・・私の場合、恥ずかしいではなくて、「この見せかけの私を壊してはいけない」というよくわからないものに過ぎなくて、本当はちっとも恥ずかしいなんて思ってなかったから。

 

今年は、カッコ悪いわたしをあちこちで晒し続けた一年でございました。

ふられるわ(一度じゃないっていう_| ̄|○)、家なくすわ、悪口言われるわ、子ども追い出すわ、あちこちで切ったり切られたりするわ・・・っていう・・・

でもそれでも「生きてる実感」としては、悪くなかったかな。

で、ここまで酷いこと満載なのに、人生の中で一番「私の味方をしてくれる人がいっぱいできた」一年でもあったんですよ。ほんとに不思議!

 

ますますカッコ悪い自分のままでばく進(って打とうと思ったら爆死って打ってしまったw)していくつもりでございます。

 

ブログを応援してくださったみなさまにも、来年、素敵なことが舞い降りてきますようお祈り申し上げます。

今年は最後の最後でアクセス数が倍に増えるというのがありまして、本当に感謝しています。この面白い人生をどうぞ、これからも応援してくださいませ。

 

よいお年をお迎えくださいね。

読んでくださる人たちと来年は「会いたくて」!を実現したいものです。

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