風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

出会い

家に着いたらコブクロからのプレゼントが届いていました。

特典満載のCD(#^^#)

まだもったいなくて聞けてません(笑)

 

人との出会いは不思議です。

 

その時その時に自分を満たしてくれる人と出会えるのは

私の才能かしらと思うぐらい、ありがたいです。

 

*****

 

わたしはずっと失敗が怖い人でした。

というよりも、失敗したい人でした。

とにかく実家の期待値が高すぎでした。

公文式に通ったのが運の尽きだったのか、記憶力だけはよかったんです。

妹弟たちのやっかみ。お姉ちゃんだけずるい、頭がいいからいいよね、先生にも注目されてるよね。

そして、だからこそ、何かで失敗した時は盛大にからかわれるネタになる。

ああもう嫌だ、辛い、しんどい、逃げたい。

本当は目立ちたいし評価されたい。けど、これ以上何かをやり遂げたら、もっと嫌われるし、もっと失敗できなくなる。

ちょっとだけ失敗する。前に出て発表する場面で必ずこける。ピアノ間違える、頭が真っ白になる、そうやって「うまくいかない自分」を見せて、「成功しないように」アピールしました。

そして、ダメな評価を自分にし続けることで、「わたしはダメな子なんだよ、安心してよ、仲良くしてほしい」と伝え続けました。

 

それが私の自己評価の基礎になりました。

 

どんなにテストの点がよくても、習字がうまくても、ピアノが弾けても、決して偉ぶらない、下手さをアピールする、ちょっとダメな自分を見せる。いつの間にか、「成功したい自分」「うまくやるために頑張りたい自分」が小さくなっていきました。それよりも「うまくいかないように、でも、みっともなくならないように」のギリギリの線を生きなければならなくなってしまったのです。

 

人は誰もが成長したいはず。良く見られたいはずです。

その気持ちをなかったことにしてきました。努力しようとする自分を抑える自分がいる。どこか冷めた目で眺めて「どうせできないし」と思い込むようになりました。

おちゃらけで乗り切ろうとすることもありました。できないことをへらへらと笑っていれば許されるかなとか。

 

それでも、現実は容赦なくて。

母親の代わりに父に嫌われ、夫の代わりに夫の親族から攻撃され、息子たちを守るために学校と交渉し・・・実力だけは身に付いたかもしれません。

 

今になって、自分自身のパワーを感じます。

こんなにできるんだ、本気出してなかっただけだと。

また反面、おっちょこちょいの自分を許してくれる人たちにも出会うようになりました。

 

強さと弱さ、両方あってどっちも認められるような、等身大の自分がいいです。

 

誰かを身代わりにする人は、今もまだ許せないです。

自分で戦わないのはほんとにずるいと思う。

その弱さを許せるようになれるかな、どうかなというところ。

 

愛想笑いを辞めて本当の笑顔になれますように。

 

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