軽やかに
暑すぎてなのか、夕方の風が気持ちよく感じられる。
夏至を過ぎたから、少しずつ夜が早くなっている。
私のままで生きている。
悲しみも寂しさもごまかさず、隠さず。
だから、私は嫌われない。
連休のスーパーは家族連れでごった返していた。
若いカップルもたくさん見かけた。
3年前は身もだえするほど羨ましくて仕方がなかった。
いいな~楽しそうだな~と思うのは変わらない。
だけど、ひとりで気ままに動けている自分をふと振り返ると
「わたしってめっちゃ自由で幸せだな!」と思う。
行動を制限されないし、誰かを気遣って我慢することも何もない。
満足しているわけではないが、不幸だとは一切思わない。
引っ越しを終えて、家族はばらばらになった。
だけど、なんてことだろう。一緒にいた時に比べて、「私そのものが彼らのホームになった」気がした。
一緒にいることだけがつながりではなかった。
一緒にいるだけが家族じゃなかった。
そのことを知るために私は子どもと離れたのかもしれない。
少しだけ鬱陶しくて、でも楽しい時もあって。
簡単に助け合える、意地悪のない感じ。
昔欲しかった雰囲気を今、味わってるかもしれない。
これは、パートナー関係ないんよね。
家族ってやっぱり。色恋とは別。
イロコイは別に必要だから(笑)
子育てで植えた種は確実に育った。
職場で水を遣ったところもぐんぐん芽を出してきている。
最初は寂しいんだ。ひとりなんだ。だけど、育てばみんなが私の味方になる~。
明日も軽やかに歩こう。
涼しい写真をご一緒に!