ぶれない - 風に吹かれて～誰のためでもない人生の記録～

長い間、自信の持てない人間だった。

自分が何者かを探し続けていた。

離婚して、運気が変わったのを感じる。

すべて自分で決めて、自分で動いていくうちに

自分の意志と力が、周囲に影響を与え始めることがわかった。

どんなに凹んでも、立ち上がってやっていけば

悪くなることはない。

誰もが自分に自信がないし、自信がないままに強がって生きている。

だから、強く願い、強く思えば、叶うのだ。

今の仕事を始めた当時、思いっきり否定された。

頭を殴られたようなショックを受けた。

それでも、私は自分が間違ったとは思えなかったので、突破口を探し続け

粘り強く自分の考えを語り続けた。

すると、少しずつ味方が現れ、身近な人も信頼してくれるようになった。

気が付くと、不思議なことに、今悩んでいることに対して

何も言わないのに「私もそう思うんですよね」という話が降って湧いてくるということも起き始めた。

感情がざわつくことがあっても、ひとりで立ち向かっていける。

電話口で不機嫌だった相手に突っ込んでいった時も、最後は誤解が解けて笑顔で帰ることができた。

わたしは、自分自身を「何一つ変えずに」「現実を変えた」のだと思った。

今も私は変人で(笑)優しくないし、完ぺきではない生活をありのままに送っている。

性格を変えたこともないし、不思議な力を身に着けたわけでもないし。

それでも、現実は変わった。間違いなく。

そして、今は世界を動かしているなあと思う。

小さい世界だけど、自分が動くことで新しい世界が創られていく。

これほど面白いことがあっただろうか。

ここ最近、私のことをクリエイティブな仕事をする人だと言う人に出会うことが増えた。けれど、巷に溢れているような才能は私にはないし、嬉しいなあと思う反面、そういう才能があればもう出てるだろ、という冷めた気持ちにもなっていた。

けれど、よく考えてみると、今の仕事だって十分にクリエイティブである。

ゼロから一を生み出しているのだから。

私一人でやっているのではない。私はただ、人を繋ぎ、提案をし、動いていただいているだけだ。自転車で走り回りながらも、時には机の前で唸っているのだけど。

最初の困難を、妥協せずに乗り越えたことで、ブレない力を身に着けたのかもしれない。他の人なら、もっと上手に立ち回れただろうし、我慢し続けることでやり抜く人もいるだろうと思ったけれど、私の中で「何が大切か」を考えた時に「私の実力を買って採用してもらっているはずだから、実力通りのことをしよう」と思ったのだ。

自分の能力を自分で正しく使うこと。

それが自分を活かすことだと教えてもらった気がしている。

遠慮したら周囲がブレる。この人、どういう人？ってなる。

変に見下されたり、信用を失ったりする。

能力ってね、堂々と見せないとダメなんだと思う。「ちらっと見せてわかってもらおう」なんて虫が良すぎるのだ。

セミナーに通うより、ヒーリングしてもらうより

動いて、ぶつかって、悩んで、自分で突破口を開いていくほうが

簡単に現実は変わっていく。

恋も同じかな(#^^#)

自分でとことん試してみる。どうやったらうまくいくかな、どうしたら自分の気持ちが納得するかな。時には思い切り泣いて、怒って、悔しがって。玉砕覚悟で何でもやってみる。そしたら何かが変わる。間違いなく変わるよ。

他人のアドバイスはとりあえず聞くとしても、自分自身が「うん」と言わなきゃね。

夫のせいでなんたらとか、息子がどうとか、本気で嫌なら本気で切れよって私は思うけど。ぐだぐだ言って、自分の行動を正当化するだけで、自分は傷一つ負わずにいいとこどりしようって思ってる人もいるけれど、私は面白くないからなあ。