風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

正しいの使い道

起きたら11時でびっくりしました!

 

神様が強制的に「次へ行け」と命令を発動されw

身体がついていかない今日この頃です。

もっと頑丈な人に試練を与えればいいのに!(やけくそ)

 

今回、けっこうなダメージを受けたわけですが

心の奥を覗いてみると、やはりこれは、昔々の傷がうずいている様子。

まだまだ思い込みがはずれないところにきて

「いい加減にしろ、もうそれは必要ないんだからな」と言われたような気がします。

 

私が生まれた時、母親はまだ恋愛真っ最中でした。

父親の関心を引きたくてたまらないところに、私が生まれた。

私のことより、父親の気持ちばかり気にしていた母親がいて

放っておいても泣きもしない私は放っておかれた。

(あきらめたんでしょうかね~)

 

その代わり、思春期にものすごい反動が来て

感情を爆発されることが多発したのですが

それもすべて「あなたの感情は間違っている」と

向き合ってももらえず、ただ放置されました。

 

私が、発達障害界隈で言われてる「感情が爆発する子どもは放置する」というやり方が大嫌いなのは、そのせいです。

向き合ってくれない寂しさを抱えて大きくなると拗ねますよ(笑)

 

これらは背景であって、私自身今更、親を責めているわけではないです。

 

こういうことが自分自身に起きた。

で、「私の感情は間違ってるんじゃないか」という疑いを持って生きることになった。

ここが肝です。

 

んで。

 

でも、わたしは負けず嫌いだし、真理を追究するもんだから

自分の感情が間違っていないと思ってるわけ。

わたしは自分が大好きだから、自分をとことん信じているわけ。

なのに、思考が「お前間違ってる」と言ってくる。

その苦しさがあった。

 

正しい感情なんてない。

家族が、私の感情を「認めたくなかった」だけのこと。

「わたしって間違った存在なのかな」「わたしって間違えてこの地球に生まれてきたのかな」という想いが自分自身を運転したために、交通事故が増えた。

 

間違いなんかどこにもないのにね。

正しいことなんてないのにね。

 

他人と一緒にいると「お前間違ってる」と(自分が自分に言ってるもんだから)言われることが多いので、他人を避ける。

でもね、その恐怖ったらすごいんだよ。

この2年の間、仕事をやりたいようにしてみたのだけど

その恐怖心をなだめるのに苦労した。

「これやったら嫌われれるかな」「これしたら首になるかな」いちいち思ってしまう。

すげ~怖い。

でも、それを敢えてやってみたら、みんな喜んでくれた。クビになったけど(笑)

 

嫌がる人もいれば、喜んでくれる人もいた。

だから、何一つ間違ってなかった、正しいことでもなかった。

ただ自分の言動を一致させたことが気持ちよかった。

 

いいとか悪いとかを越えて、自分がやりたいようにやってみる、という練習をした。

正しくないと何度も言われたけど、それも無視した。

人の評価など何の意味もないということがわかった。

 

それでも、評価の中に生きてきた私にはダメージが生まれて

身体をちょっと痛めたみたいなんだけど

その痛みを見て「わたしはまだ評価に囚われてたのか」とも思った。

人を恨みそうにもなった。

 

私は、仕事よりも恋愛に重きを置くのだけれど

どちらも人間関係を学んでいることに代わりはない。

ただ自分を見つめ直し、自分の思い込みを外していく。それが面白い。

 

そう思うと、「お前は頑固だから」「理想が高すぎるから」と言った批評に耐えられるほどの頑固さを持って生まれて、それを自らで外すことができる経験値を与えられたことが幸せだと思う。

自分でやってみなくちゃ何もわからないのもの。

 

こんなにも人間は多様で、面白いんだって教えてくれる。

 

他人から言われた「正しさ」を自分の中に「批評家」として存在させてしまっていた。

私はそんな「正しさ」なんていらないと思っていたけれど

自分の中に生み出した批評家を納得させる自分でいたかったんだなあと思う。

 

批評家なんていなかったんだよね、最初から。

 

そこに立ち向かっている限り、自分は不自由だ。

 

正しさを振りかざしてくる他人を意識している自分は不自由だ。

 

相手の正しさを認めてあげようとする「やさしさ」は、自分を縛る鎖だった。

 

そもそも「正しい」なんてなかった。

 

ただの意見に過ぎなかった。

 

話しぐらいは聞くけど。

 

魅力や能力を発揮すると、身近な人に嫉妬されて嫌な目に遭う。

お前は正しくないと責められる。

それが私の思い込みで、今日までちゃんと発動した。

これからは誰に憚ることなく、モテるよ~。

 

というどうしようもないオチでした!

 

羽生君、4大陸選手権のSPでまたまた記録を塗り替えました。

かっこいいね~自分と勝負してるね。

タイトルも順位も何も関係ないんだな。

そこが素敵です。

 

人を好きになる時、名前や肩書が必要ないっていうことも

あまり理解されないんだけどね。

たたずまいやすべてが現れる顔に惹かれてる私は、お金や肩書につられて恋人を選ぶ人よりも、「間口が狭い」ですわ。基準が「その人の人生」だから。いやはや・・・。

 

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