百人一首
いったいどうなっているんだ(笑)
数年前、離婚する前のこと。
ある場所でわたしは、紫式部と呼ばれたことがある。
その時に思ったのは「文章を書いて何かできるのかもしれない」ということだった。本を書きたいと思った時期でもあった。
しかし、自分の中でイメージがわかず
セミナーに行ったり、編集者に会ってみたり
一通りのことはやってみたけれど
全くその気にならない自分がいた。
運命に流されるように、今の仕事に就いて
もう仕事より恋愛(というと語弊があるけど、仕事めっちゃ真剣やからな!)の生活に変わってきた。
その中で、「一緒に小説の学校に通おう」と男性に誘われたりもしたのだが、それもご縁がなく・・・。(タイミングっていうの?)
そしたら、ある人が「ちはやふる」の大ファンで
その影響からコミックを大人買いしたのである。
もともと、息子がアニメでファンだったし、仕事柄「ちはやふる」を知らないわけにはいかない。
けれど、今回のように真剣に百人一首を迎えたのは初めてのことだった。
ね。紫式部でしょ。
源氏物語にも惹かれていて、頭の中がちょっと古典になっている。
もうすぐ仕事先の試験もあるというのに
今日はかるたのクイーン戦もYouTubeで観てた。
私にとって恋というのは、自分の人生において、何かを運んできてくれるもの。
成就してはっぴーというよりも、何らかのきっかけを連れてきてくれるもの。
そして、今回。
「ちはやふる」に出てくる女性たちがみな、様々な葛藤を抱えていることがわかって、「仲間が~」「みんなで~」の部分を出しつつも、たった一人の厳しい勝負をしている世界の人間模様を描いているところがかっこいい。
孤独と仲間のギリギリの線で、ひとりひとりが誰かに影響を与えていくのは
自分の「今」とすごくつながっているように思えた。
人はひとりひとりで輝くものだよ。
そしたらきっと、いじめなんてなくなる。
ライバルで仲間でパートナーで。そんな人がいたらいいな。
全世界がそうなったらいいな。
な~んてね!
かぐや姫がいそうな満月と雲。