風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

聞きださない技術

「休みらしい休み」になった。

洗濯と掃除を済ませて

ボランティアをしていた縁で知り合った人と

ある打ち合わせのために外出。

 

それから、友達と会って

おしゃべり。

 

わたしには、なぜか「聞き出さないのに話してもらえる技術」がある。

技術、なのかどうかもわからない。

家族は私に何も話さないので、その辺どうなの?と思うけど(笑)

 

他人だからできることがあるのかもしれない。

 

基本、わたしは何も聞かない。聞き出さない。

私があれこれ聞かれるのが嫌だというのも理由だけど

聞いてもどうしようもないので、聞かない。

友達が「こうしたい」と言ったら「そうなの」と言って手を貸す。

 

そしたら、理由を話したくなるらしく

別にいいのに、教えてくれる。

 

距離が近すぎると話せないことが多いのは

誰もが同じかもしれない。

 

知られるとめんどくさいとか、あるよね。

 

昔なら、乗り合わせた汽車で、隣の人が生い立ちを語りだすとか

そういうシチュエーション。

 

遠いからこそ言えることがある。

 

私の立ち位置はそういうところなのかもしれない。

 

「こんなに近しいのに教えてくれない」のは、当たり前で

「あなたのために」を押し付けられそうな場所では、告白できないことがある。

 

それが人生の深さじゃないだろうか。

 

王様の耳はロバの耳。

聞いてくれるけど、日常を脅かさない人って理想じゃない?

「距離を縮める」「相手を理解して聞き出す」のは、ひとつの方法でしかないのかもしれないね。

 

私も背負わなくていいから楽だし、聞くのは得意だ。

 

無理やり聞き出さない、知ろうとしない、わかろうとしない。

これ、大事。

 

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教会ってそういう場所だったのかもね。

わたしって・・・(フェイドアウト