風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

ざるな人、答え合わせとか

暇じゃないです(笑)

 

やることがあると、本を読みたくなったり、テレビ見たくなったり

わたしはブログを書きたくなったり。

 

急に思いついたので。。。

 

セミナーや講演に行っても「変わらない」とか

本を読んで「わかっちゃいるけど」とか

 

それってきっと、本心で「そう思ってないから」だと思うんです。

 

私が本を読んで感動するのは、「やっぱりそうだよね!」という体験が主です。

自分がうっすらと感じていたこと、思っていたことが

文章になって「ここにある」という喜び。

 

占いも同じです。

 

全然思ってないことや、「いや、違うし」と思ってることが書いてあると

頭に入らないし、身にならない。

 

つまり、セミナーや研修や講演会に何度行こうとも

自分の頭や心の中にあるものが「そうじゃない」のなら

頭で理解して「これがいい」と思っても

全く意味がないのです。

 

日頃から、「体罰がいい」と思って暮らしていると

どんなに「体罰はよくない」と聞いたところで

「今の風潮はそうなんだな、我慢するか」と思うにすぎず

「もうやめよう」とは思わない。

 

頭で理解するということってそういうことだと思います。

 

そしてまた、本で読んだことを覚えておいて「現実にやってみたらどうなるんだろう」という答え合わせをして「腑に落ちる」こともたくさんあります。

本をたくさん読むほうがいい、というのはそういうことかと。

 

生きるのが辛い時に、私は宗教的な本や哲学的な本、それこそ、引き寄せの本もたくさん読んでみました。

そして、ある程度実験もしました。

だから、その中で、自分にとってふさわしいものが残っているし、違うものは頭の中から消えているか、「これは合わないもの」として認識されているかです。

 

ほとんどの人たちが、自分が生まれ育った環境や知識や常識を「そういうもの」

として疑うことなく生きていて、

その頭で本を読むだけなので、現実は変わりません。

 

どんなにスピリチュアルなことをやってようが、成功してようが、それは同じだと思いますよ!

 

だからね、「自分の求める答えしか受け取らないのか」と怒る占い師がたまにいるけどね、おかしいから。あなたの占いの「言葉」が客に響いていないからって、客のせいにするなってこと。

「そうじゃない」と本人が思ってるんだから「そうじゃない」んだよ。

それを説得できると思ってるって、「他人を変えよう」としてることだから。

 

誰もが答え合わせを求めていて、自分が正しいかどうかに不安になっている今。

そして、私は、人生全てが答え合わせだと思っていて、他人の答えを「受け入れなきゃいけない」とは全く思わない。

 

すごく難しいところなんだけど

・芯がないほど、権力のある人の言いなりになるし、アドバイスを「受け入れたように」思いがち。素直でいい人に見られがち。でも、実は、身になっていない。

・芯がある人は、誰かの言葉を鵜呑みにしないので、逆らってるように見られがちだけど、頑固だと言われるけれど、自分に必要なアドバイスはきちんと受け入れて身に着けていける。

 

ざるのように、すべてを受け入れて全部流れていくのか

少しずつ漏れない器を自分で大きく育てていくのか

 

ざるな人は、育てても育てても身にならないから、いくらでも自分のそばに置いておけるし、金づるになるよね~。「わかりました」「受け入れました」「いいことありました」ってずっとしがみついて離れない。

自分で立って歩ける人を育てるのは、その人をざるにするためじゃないので。

こだわりの小さな器を育てることができる人に育てたい。

 

自分で自分の答え合わせができるようになるまでは大変です。だけど。

いちいち、解答用紙を添削してもらってんじゃないよ!ってことです。

自分で丸付けして、自分で振り返っていけばいい。

 

そしたら人生が自分のものになっていくよ。たぶん!

 

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