ざるな人、答え合わせとか
暇じゃないです(笑)
やることがあると、本を読みたくなったり、テレビ見たくなったり
わたしはブログを書きたくなったり。
急に思いついたので。。。
セミナーや講演に行っても「変わらない」とか
本を読んで「わかっちゃいるけど」とか
それってきっと、本心で「そう思ってないから」だと思うんです。
私が本を読んで感動するのは、「やっぱりそうだよね!」という体験が主です。
自分がうっすらと感じていたこと、思っていたことが
文章になって「ここにある」という喜び。
占いも同じです。
全然思ってないことや、「いや、違うし」と思ってることが書いてあると
頭に入らないし、身にならない。
つまり、セミナーや研修や講演会に何度行こうとも
自分の頭や心の中にあるものが「そうじゃない」のなら
頭で理解して「これがいい」と思っても
全く意味がないのです。
日頃から、「体罰がいい」と思って暮らしていると
どんなに「体罰はよくない」と聞いたところで
「今の風潮はそうなんだな、我慢するか」と思うにすぎず
「もうやめよう」とは思わない。
頭で理解するということってそういうことだと思います。
そしてまた、本で読んだことを覚えておいて「現実にやってみたらどうなるんだろう」という答え合わせをして「腑に落ちる」こともたくさんあります。
本をたくさん読むほうがいい、というのはそういうことかと。
生きるのが辛い時に、私は宗教的な本や哲学的な本、それこそ、引き寄せの本もたくさん読んでみました。
そして、ある程度実験もしました。
だから、その中で、自分にとってふさわしいものが残っているし、違うものは頭の中から消えているか、「これは合わないもの」として認識されているかです。
ほとんどの人たちが、自分が生まれ育った環境や知識や常識を「そういうもの」
として疑うことなく生きていて、
その頭で本を読むだけなので、現実は変わりません。
どんなにスピリチュアルなことをやってようが、成功してようが、それは同じだと思いますよ!
だからね、「自分の求める答えしか受け取らないのか」と怒る占い師がたまにいるけどね、おかしいから。あなたの占いの「言葉」が客に響いていないからって、客のせいにするなってこと。
「そうじゃない」と本人が思ってるんだから「そうじゃない」んだよ。
それを説得できると思ってるって、「他人を変えよう」としてることだから。
誰もが答え合わせを求めていて、自分が正しいかどうかに不安になっている今。
そして、私は、人生全てが答え合わせだと思っていて、他人の答えを「受け入れなきゃいけない」とは全く思わない。
すごく難しいところなんだけど
・芯がないほど、権力のある人の言いなりになるし、アドバイスを「受け入れたように」思いがち。素直でいい人に見られがち。でも、実は、身になっていない。
・芯がある人は、誰かの言葉を鵜呑みにしないので、逆らってるように見られがちだけど、頑固だと言われるけれど、自分に必要なアドバイスはきちんと受け入れて身に着けていける。
ざるのように、すべてを受け入れて全部流れていくのか
少しずつ漏れない器を自分で大きく育てていくのか
ざるな人は、育てても育てても身にならないから、いくらでも自分のそばに置いておけるし、金づるになるよね~。「わかりました」「受け入れました」「いいことありました」ってずっとしがみついて離れない。
自分で立って歩ける人を育てるのは、その人をざるにするためじゃないので。
こだわりの小さな器を育てることができる人に育てたい。
自分で自分の答え合わせができるようになるまでは大変です。だけど。
いちいち、解答用紙を添削してもらってんじゃないよ!ってことです。
自分で丸付けして、自分で振り返っていけばいい。
そしたら人生が自分のものになっていくよ。たぶん!