強さ
おはようございます。
すっかり春になりました。
昨日、車の中でコブクロの「信呼吸」が流れていて
それが外の空気感とあまりにもマッチしていることに感動。
音楽と季節のコラボレーションを発見した時の喜びは
自分だけの喜びで、何にも変えられないなあと思ったことでした。
たまたまテレビを着けたら
アンミカさんがパリコレに出るモデルさんを選ぶ番組をやっていました。
特に気にしていないのに、ホントにテレビをつけることも少ないのに
観てしまう。きっと意味がある。
で。
昨日はパリコレに行けなかった人たちへの卒業式として
ひとりひとりに言葉をかけていらっしゃったのですが
その時に「繊細な心」があるゆえに泣いてしまう人に対して
「強くなってください」というようなことをおっしゃってたんです。
昔なら、「それは無理だろ」とわたしは思ったはず。
でも、昨日は違いました。
繊細さを、否定した言葉ではなかったから。
そしてね。やっとわかったんです。
どんな扱いをされようが、その人自身が、自分に自信を持っていれば
強く凛としてそこに居られる、ということが。
私は繊細です。すぐ泣くし、すぐに傷つく。
いつかそれは私の個性となり、自分はこういう人間だと思うひとつの指標となりました。
ただ、繊細さと「自信を持つ」ことの両立が無理だと思っていたことに
私の未熟さがありました。
繊細さと、強さは、両立できる。
ダンス教室で、女性を見定めている男性の心の中は、きっと「俺も選ばれたい」のだと思ったのですよ。すごく小さな男。そんなことを微塵も思っていない男性たちの堂々としたふるまいに比べて、見劣りしている。
わたしは、自分が失礼な視線に晒されていることだけに集中してしまい、そういう視点を持てなかったなあと思ったのです。
長所も欠点もありのまま見ることができる「自信」を持てばいいのだと
テレビを見てすっと理解できました。
神様、すごいよね。こういうこと、やってくれるんだからね。
というわけで、誰にも削られない自分自身でいたいと思う2月末。
今日も楽しく生きましょう!