風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

いつの間にか

家の近所には並木道がある。

今ちょうど、赤と黄色の洪水でとても美しい。

穏やかに、静かに散歩できればどんなにいいだろう。

 

自分の中にある「溜まった澱」がたくさん湧いてくる。

いつかすっきりする日が来るのだろうか。

 

それにしても。

いつの間にか、わたしは人と話すのが得意になっていたようだ。

「話していて気持ちがいい」「しゃべる仕事をしたらいいのでは」と言われることも増えた。

何がどう変わったのかわからない。

 

数年前までは男性と話すのは億劫だったし、わたしはいつも誰かを怒らせる存在だと信じ込んでいて、接客なんてとんでもないと思っていたのに。

 

巷では「変われ」「変わらないままでもいいですけど~(嫌味)」が流行っている。

前回も書いたけど、人は徐々に変化できるものだと思う。

そしてそこに苦痛はない。

無理やり感もない。

 

いつの間にかそこにいる。

 

私の場合、その第一歩は「家から出て働くこと」で、そのハードルは山よりも高かったけれども(笑)だけど、それがこの「人と話すのが得意」につながるなんて、その時は思わなかった。そのために働きだしたわけではなかった。

 

「こうなりたい」を実現するために飛ぶのは気持ちいいかもしれないが

無我夢中で今いる場所から離れたくて動いた結果「勝手に変わってた」のが私だ。

 

初対面の人が急に真面目な顔になって

「人と話す仕事をしたらいいと思うよ」「昔、前に出られなかったからこそ、人の気持ちがわかるんだよ」と話し始められたので、私はもうただただ感激して驚いていただけだった。

 

占い師でもない普通の人が。

急に、何かが乗り移ったみたいだった。

 

でもそのアドバイスは、仕事ができる人のもので、的確で、適切なものだったから、私は本気で喜んでその言葉を受け入れることにした。

 

文章を書くことも続けたい。

だけど、それだけだと一人っきりになってしまう。

その恐れが心の中にあって、踏み出せないままになっていた。

 

また一歩。変わっていけるかな。動けるかな。

 

どうか応援してください。

 

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