人生って予想外
人生がサイテーに思えて仕方がなかった昨日を越えて
今日も、笑うしかない怒りと一緒に仕事した。
色んな人に気持ちを吐き出している自分を発見した時
「お~こんなに溜めてたんだ~すげ~」と思ってる自分がいた。
そして「いつまで続くかな、この仕事」と冷静に考えた。
とても頼りにされているし、仕事は楽しい。
けれど、上司への不信感が増すばかり。
「仕事も転々としますよ~」と占いで言われた言葉が心の中で鳴り響く。
もう何が起きても不思議ではない。
で。
そんな帰り道、スマホが振動した。
出会った時に「友達になれる」と思った人からの電話だった。
私はよく、地元民を引き寄せる。遠くで出会っても、私の住んでいるこの町を知っているとか、住んでいるとか、昔住んでいたとか、これから住むとか。
今日会うことになった人もそうだった。
会うのは二度目なのに、会わなかった時を埋めるかのような話をした。
インドに何度も行ったことがあるという。
経験の数も質も素晴らしく、不思議な人脈もたくさんあるのに、ちっとも偉そうでないし、説教もしないし、なのに、大切なことをバンバン話してくれる。
この会話のペース、この感覚、まるで私の親戚と同じだった。
懐かしいような、昔からの知人のような。
昨日の虚無感が嘘のように晴れていき、心もお腹も満たされていた。
彼女はベジタリアンなので、お野菜料理の店に行って、ホントに野菜だけでお腹いっぱいになった。
私は話を聴くのが好きなのだということも自覚した。
出会った人、好きになった人は、たいがいおしゃべり(ただし、ネガティブなおしゃべりではない)。
好きなことや自慢話を面白おかしく話してくれるのを、私は、子守歌を聴いているような感覚で聴いている。
気持ちよくてね~。
おしゃべりは音楽と同じ。音程があって、リズムがある。
その波動を私は受け取っているのだと思った。
ハッピーな波動であれば、中身がたとえ嘘だったとしても(これは、ある男性のことw)私は気持ちよく聞いていられるのだから、私の人選って他人から見れば理解できないこともあるのだろうと思った。
こうして。人生には予想外のことが起きるのだ。
なので、何も予想せず、明日を迎えたい。
いいことも悪いことも、永遠に続くわけではないということ。
どんなことも、経験の一つでしかない。
楽しい時間を過ごしてくれた彼女が教えてくれたことを心に刻んで今日は寝る。
「自分が棺桶に入っている姿を想像するんだよ、どんな人が周りにいて欲しいか、どんな気持ちでいたいか、それが描けたら、人生ぶれなくなるよ」
明日からは違った日々になりそうだ。
インドか~まだ思い描けないけど、なんだか親しみが湧いたよ。