緑幻想・・・というタイトルの本があった
人は「占いに自分を明け渡すのか」と思うかもしれない。
今、私は「緑」「グリーン」に戻ろうとしている。
わたしのカラーはピンクに決めていた。
離婚前から、もっともっと女性らしくなりたいと願い、ピンクをマイカラーにしたのだ。
それよりもっと以前から、母の呪い「あなたはブルーが似合う」の言葉と、その言葉通りに、ピンクの服など着せてもらえなかった恨みも重なっていた。
仕事と育児に必死な時は、それこそピンクどころではなかったが、心の中はいつもピンクへの渇望でいっぱいになっていた。
だから、先日、クリスという不思議な存在に「あなたのオーラカラーはライトグリーン」と言われた時、ピンと来なかった。↓これ読んでね!
けれど、ゆっくり自分の家を見回してみると、緑のものがいっぱいあったのだ。
極めつけが大好きな本だった。
もう降参するしかなかった。
わたしは、植物が好きだ。
不登校のブログを始めた時の最初の記事もそうだった。
ベランダのユキヤナギが「この木にバラは咲かないのよ」って教えてくれた。
そこから私の人生は大きく変わった。
私には植物の声も聞こえないし、花を上手に活けることもできない。
枯らしてしまうことも多々ある。
緑の指なんて持っていない。
だけど、地面に生えている草木を愛している。
わたしはいつ、それを忘れたんだろう。
不思議なボイストレーナーの先生も「あなたは緑のいっぱいあるところで働くよ」と予知してくれた。でも、緑がいっぱいのカフェで身体を壊しそうになって辞めたから、外れたじゃんって思ってたけど、今働いている場所は、大阪で有名な緑地のそばだ。
あまりにも当たり前すぎて、自分が緑を纏うことなんて思いもしなかった。
緑はそこここにあるもので、花も楽しむもので、衣服とは関係ないんじゃないかと思っていた。しかも、そんなことしたら、恋できないやんって(笑)
ピンクを着てても相変わらず第一チャクラは弱いままで、女性性が発揮できているかどうかも定かではない。まあ、だから、ピンクで補っているんだろうけれど。
ずっとずっと植物になりたいと思ってたかもしれない。
自分のやりたいことや、自分が好きなことというのは
全く意識されていないところにあるものだと、改めて思ったし、かなり衝撃を受けた。
今まで一度も自分の意識の中に上ったこともなかったのだから。
子どもに「やりたいことを見つけなさい」「やりたいことをやりなさい」と大人は言う。だけど、その発言をしている大人自身が、本当にやりたいことを見つけているだろうか。
「好きだ」と思ってることって案外、頭でそう認識しているだけなのではないだろうかと思う。
FBを見ている人は知ってるけど、「花人間」という企画を知った時はすぐに「やろう!」って思ったんだよね。当たり前に。
先日、カンテグランテ というこれまた緑でいっぱいのカフェで、ライトグリーンのスカーフを見つけた。
「どこで何をしていたい?」「誰と一緒にいたい?」と自分に聞くことで、未来を創る。
心から望むことを望んでいいのだと、やっと思えた。
緑の指がないから、育てる技術がないしわからないし、そこまでじゃないし、花屋さんで働こうとも思わないし、花を活けるセンスもなければ、華道はつまらなかったし。自然関係で仕事するなんて絶対にありえないと思ってた。
だけど、私の「緑」ってそーゆーことじゃないんだ。
アロマやフラワーエッセンスやホメオパシーやアーユルヴェーダや漢方や香水や何もかもが、植物が大好きだよって教えてくれてたのにね。無視し過ぎ(笑)
少しずつ本来の私を思い出していこうと思う。
私が育てるんじゃない。育っていく人を見て、素直に伸びていけるようにしたいだけ。
ふとうこうカフェも育つといいな。
このブログも何気に緑にしてたじゃん(*´ω`)
恋は草食系じゃないけどね~(爆
そう、だから私は、アドバイスをしない人になった。
植物が育つのを見るように、人生を見守る仕事がしたいのだ。
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ただひたすらに - 青い鳥を探して