復活の兆
夏至です。
少しずつすっきりしてきた気持ち。
国立国際美術館に行ったら「抽象世界」という展示だった。
いつの間にか、絵を見る目が変わっていた。
経験値で、美術を鑑賞する脳も変化するんだなあ、面白いなあと思いつつ
たくさんの美術作品に触れることでエネルギーが復活してきた。
若い頃は「これ、何に役に立つのかしら」と思っていたけれど
アート作品が「この世に出てきた」というのは、これまでなかったものが現れたわけで
それによって何か気持ちが何かしら動くということの凄さに気づいた。
見る人によって見え方が違うというのも
心理学的に見ても面白いし、人の脳は誰もが違うということの証明にもなる。
誰もその作品を同じようには見れない。
だから、わたしは、わたしの目でしっかり作品を体に入れ込む。
誰の眼差しでもない、わたしの眼差しで。
誰かが、「世界をこう定義したから」「世界をこう解釈したから」といって
誰かの定義や解釈を信じなくてもいい。
自分が世界を定義して解釈すればいい。
それがすべての始まりだ。
先日、うっかり東大卒業生と作家に出会った。(すれ違った程度w)
京大、阪大の同級生はいるけど、東大は見かけない。
だけど、ふと入ったお店にいた。
好きなことをすると、思いがけない出来事に出会う。
誰かのお勧めでもなく、占いの結果でもなく、自分の感覚を信じて動けば。
未来を創るのは自分だ。
誰かが、子ども達がもたらしてくれるものじゃない。
世界の愛に触れた昨日と、夏至の今日。