自己責任を言う人は責任を感じていない話
夜だけでもクーラーを消そうと思ったら
眠れなくなりました。
睡眠不足はいけませんね。
不登校界隈にもスピ界隈にもセミナーや講演というものがあります。
今はオンラインでされているのかしら。
私は、あまりその手のものには参加していないのですが
女性たちが参加する割合は多い気がします。
いつも気になるのは、講演会やセミナーで語られたことを人に話すことで
満足する人のこと。
覚えてきた単語や自分の中になかった考え方を仕入れてきては
まるで「自分が考えたかのように」他人に自慢気に話される方がいることです。
特にスピ界隈でよく見かけるこのような方たちは
誰かからの受け売りにも関わらず自信たっぷりなんですね。
セッションをしている人たちから
「その人から溢れ出た言葉」じゃない「借りてきた言葉」が出てきた瞬間に
私はがっかりします。
ほんと、ごめんなさいなんだけど。
自分がインプットしたことを伝えようとしてくださる善意はわかるんですけど
私が聞きたいのは、例えば占い師であれば、ご自分が占いで得てきた「自分だけにしか言えない言葉」であるし、引き寄せ界隈の人であれば、自分がうまく行った時の「自分にしかわからない体感」なんですよ。
借り物の、教科書に載ってるような話を、わざわざお金払って聞く価値はないと思っているのです。
で。
何が問題かというと。
そういう「借り物の言葉」って、自分が考えたものじゃないから、「あなたそれ、間違ってませんか」と聞かれたところで、その人痛くもかゆくもないということです。
「私が考えたんじゃないし、ただいいと思っただけだし」という言い訳ができる。
自分の中で見出したことであれば、いくらでも対話ができるはずなんですが。
「これはこういうものです」と言い切られるだけ。自信がないんでしょうね。
応用できない。
そして、そこに責任はない。
私はいつも思うのです。そこが頭脳の使いどころなのに、と。
丸暗記しかできないのは、学習方法を知らないということ。
自分の感覚に、言葉を落とし込んだことがないということ。
自分の感覚は常に「いつも通り」であり「常識に凝り固まっている」のに
覚えてきた単語や思想で覆い隠そうとするから、違和感を感じさせるのです、わかる人にはわかります。
たとえば、1+1=2を子どもに説明する時。
理屈が分かっていればいく通りにも説明できます。
知らない人に教えるのがいかに難しいかを知っている人は、そこで張り切ることもあります。楽しいからね、教え方を考えるのって。
でも、理屈が分からない人は、「暗記して!これが正解だから!」としか言えません。
それと同じことを、心理学やスピでやってしまってるのが、最近の傾向かなと。
日常でやってないやん、使ってないやん、わかってないやん、人には知ってるふりしてるけど~ってやつ。
だから、言葉に重みがないし、発する言葉に責任を持ってない。それで「お金かかってるから回収せねば」なとどいう。。。意味不明。。。
クライアントに不誠実であれば、どうなるかはわかっていることだけど
日本では縁故だの、メディアで取り上げられただけで、不誠実でも影響力持ってしまうところが問題なのかもと思います。
印象に騙されるのは昔も今も同じかもしれないですね。
けど、神様仏様を扱う界隈が、印象操作して自分をごまかして利益を得ることに何の躊躇もないとしたら、この世に神も仏もないんじゃ・・・と思ってしまう・・・とは思わない?
流行というものが、メディアなどで一年前から決まってるのと同じように
スピ界隈でも「次はこれが来る」みたいなの、やってるんだろうという想像はできます。
商魂たくましい。
だからね、自己責任を叫ぶ人に振り回されない自分になりませんか。
かき氷はみぞれ一択のわたしです。
最近、豪華なかき氷ばかりでつまらない。
みぞれ売って欲しいのに~~~。