風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

まだ梅雨

帰り道、雨は止んでた。

バイクで来ればよかったと思ったけど

仕方がないからバスに乗った。

バスに座れなくて、立って本を読んでいた。

 

今日は、仕事で30分以上歩いたし

少しまいってしまう案件もあった。

だけど。同僚が「明日飲みにいこう」と誘ってくれたり

帰りの電車で偶然知り合いに会って、手を握って喜んでくれたりしたら

今日一日の仕事のことなど吹っ飛んでしまった。

 

家に帰ると、息子がおかずを作っていて

俳句を見ながら一緒に食べる。

そして、読みかけの本を読んで、感想をLINEで友達に送ったりしてる。

 

少し前まで、たくさんの不安があり

いつもチクチクした心を抱えていたのが嘘みたい。

 

わたしは、どんな人も素晴らしいなんて思わない心の狭い人間だけど

あまりにもたくさんの「いや、なんで、そんな風になってしまうの?」という理解できない人たちに出会ったからか

自分のことを「変わってるかも、理解されないかも」とは思わなくなり

めっちゃ普通やし、ってかどうでもいいし

と思うようになった。

 

「人間なんてらら~ら~ららら♪」だ。(知ってる人いるか?w)

 

自分らしく、媚びないで生きているうちに

慕ってくれる人が勝手に増えた。

 

だから、くだらないことは忘れることにした。

 

みんな正解を求めて生きてる。

私もそうだったし、今もそうかもしれない。

けど、正解なんてない。

救いもないかもしれない。

だから、毎日を輝かせて生きる。

 

こうすれば幸せになれる、お金稼げる、パートナーが見つかる・・・

全部違うと思う。

そんな「未来のカタチ」に今を奪われても

幸せになれるかどうかわからない。

 

梅雨がいつ明けるかわからないのなら

雨をやり過ごすしかないように

どんな風にでも生きていいんだろうと思う。

 

迷った時に誰かに聞くのもいいし

自分で決めてもいい。

とことん悩んだっていいし

依存したっていいよ。

 

完璧な人生もなければ、誰かに完璧だと褒められることもないよ。

そんなこと追求する必要もない。

言わしておけばいいって思えたらいいな。

 

日本人ってグループ内で人を虐めたり、差をつけて喜ぶとこあるから

そういうものから抜けて、眺めて

自分だけの人生を創り上げたら楽になる。

私はそうなった。

 

わたしは、私に似たロボットを作りたいとは思わないし、私の思想をまるっと真似する人を作るつもりもない。

その人が、その人の輝きを見せてくれることしか考えていない。

だから、命令も強制もアドバイスも占いもヒーリングもしないんだけど、お互いに何かを感じれば、お互いが影響しあっていることは、私にはわかるし、確実に相手が輝いてるのもわかる。それがいい。

 

私が考える家族の拡大版になってきた感じがする。

干渉しないけど、いい影響を与え合って、離れてても、離れても、また出会いなおしてもいいみたいな。

 

とりとめなくなってきたので、おやすみなさい。

 

西加奈子の「舞台」と中村文則の「掏摸」を読んだら

悩んでたことどうでもよくなったよ。

やっぱり文学はすごい。

 

 

舞台 (講談社文庫)

舞台 (講談社文庫)

 

 

 

掏摸 (河出文庫)

掏摸 (河出文庫)

 

 

 

f:id:pikake-jasumin:20190708153643j:plain