まだ梅雨
帰り道、雨は止んでた。
バイクで来ればよかったと思ったけど
仕方がないからバスに乗った。
バスに座れなくて、立って本を読んでいた。
今日は、仕事で30分以上歩いたし
少しまいってしまう案件もあった。
だけど。同僚が「明日飲みにいこう」と誘ってくれたり
帰りの電車で偶然知り合いに会って、手を握って喜んでくれたりしたら
今日一日の仕事のことなど吹っ飛んでしまった。
家に帰ると、息子がおかずを作っていて
俳句を見ながら一緒に食べる。
そして、読みかけの本を読んで、感想をLINEで友達に送ったりしてる。
少し前まで、たくさんの不安があり
いつもチクチクした心を抱えていたのが嘘みたい。
わたしは、どんな人も素晴らしいなんて思わない心の狭い人間だけど
あまりにもたくさんの「いや、なんで、そんな風になってしまうの?」という理解できない人たちに出会ったからか
自分のことを「変わってるかも、理解されないかも」とは思わなくなり
めっちゃ普通やし、ってかどうでもいいし
と思うようになった。
「人間なんてらら~ら~ららら♪」だ。(知ってる人いるか?w)
自分らしく、媚びないで生きているうちに
慕ってくれる人が勝手に増えた。
だから、くだらないことは忘れることにした。
みんな正解を求めて生きてる。
私もそうだったし、今もそうかもしれない。
けど、正解なんてない。
救いもないかもしれない。
だから、毎日を輝かせて生きる。
こうすれば幸せになれる、お金稼げる、パートナーが見つかる・・・
全部違うと思う。
そんな「未来のカタチ」に今を奪われても
幸せになれるかどうかわからない。
梅雨がいつ明けるかわからないのなら
雨をやり過ごすしかないように
どんな風にでも生きていいんだろうと思う。
迷った時に誰かに聞くのもいいし
自分で決めてもいい。
とことん悩んだっていいし
依存したっていいよ。
完璧な人生もなければ、誰かに完璧だと褒められることもないよ。
そんなこと追求する必要もない。
言わしておけばいいって思えたらいいな。
日本人ってグループ内で人を虐めたり、差をつけて喜ぶとこあるから
そういうものから抜けて、眺めて
自分だけの人生を創り上げたら楽になる。
私はそうなった。
わたしは、私に似たロボットを作りたいとは思わないし、私の思想をまるっと真似する人を作るつもりもない。
その人が、その人の輝きを見せてくれることしか考えていない。
だから、命令も強制もアドバイスも占いもヒーリングもしないんだけど、お互いに何かを感じれば、お互いが影響しあっていることは、私にはわかるし、確実に相手が輝いてるのもわかる。それがいい。
私が考える家族の拡大版になってきた感じがする。
干渉しないけど、いい影響を与え合って、離れてても、離れても、また出会いなおしてもいいみたいな。
とりとめなくなってきたので、おやすみなさい。
悩んでたことどうでもよくなったよ。
やっぱり文学はすごい。