軽くなる
今日はお仕事中に「お話聞きます」をやっていました。
とてもストレスを抱えている風に見える同僚を昼食に誘いました。
「出せ~出せ~」って感じでね。
愚痴を聴く時は、必ずこちらも開くことが大切。
私が色々隠してしまったら、相手は話せなくなる。これ、鉄則。
「話を聴くから、私は何も言わないから」という態度の人がいるけれど
私はそういう人には話せない。
すごく相手にストレスを与えるし、「私は聴いてもらってるだけなのね」という肩身の狭い思いをさせてしまうから、そういうのは、私自身が嫌なのね。
私の中には、たくさんの引き出しがあって、その人の愚痴と同じようなものをいくらでも出せるので、だから、安心して話してもらえるんだろうと思っています。
背負ってきたものを手放して
ものすごく軽くなりました。
私は、あることを追体験しました。
違う人で同じ出来事を繰り返しました。
昔はその体験で感じたことをなかったことにしました。
だから、もう一度その出来事が起きた。
今回は、思い切り味わいました。
もしかしてまだ足りないのかもしれないけれど(勘弁してほしいけどw)
少しだけ自分が変わった気がしました。
ある意味、諦められたというか。
未完成の感情を持っていると、あきらめられないんですよね。
同じような出来事を繰り返して、今度こそ、今度こそって。
でも、どんなに頑張っても過去の出来事は変わらないし、過去に抱いた感情が置き去りにされているから、どこにも行けないんです。
起きた出来事を「変えよう」として頑張るのをやめた。
結末を変えようとするのをやめた。
そしてただ、湧き上がってくるものに素直に従った。
もっとよくなるはずだとか、もっといいものにできるはずだっていう想いを「あきらめた」
そしたら、頑張るよりもっと清々しい青空が見えたんです。
自分が望んでいた未来は得られなかったけれど
望んでいない新しい未来が開けた、そんな感じ。
全く未知の未来が始まる予感がします。
過去の出来事は変えられないけれど、過去の感情は成仏するようです。
そしたら、その出来事への思い出が変わっていく。
それが「手放す」「過去を変える」ということなのかもしれません。
強いっていうのは、我慢できることじゃなくて
湧いてくる感情を受け止められる力のこと、かもね。
欠点を治す必要もないし、いい人になる必要もないよ~。