風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

数が教えてくれること

寒い年末になりましたね。

ひとりだと、何をするか自由(#^^#)

少し前までは、29日はおせち料理をしておりました。

一日中おせちを作っているだけで幸せだったものです。

そんな日がまた来ることを祈りながら

今年はゆっくりできる幸せを満喫いたしましょう。

 

さて。

 

先日、石田衣良さんのお話を聴く機会がありました。

その中で、ご自分が近くの図書館の児童書を毎日毎日読み続けた夏休みの出来事に触れられて「これを一年(だったか3年だったか何カ月だったかうろ覚えでごめんなさい)続けてごらんなさい、本の世界で生きられますよ」とおっしゃいました。

 

多くの方が言われていることですが、同じことをひたすら続けることで、何かが視えます。

 

わたしは、ある日突然「ブログを毎日書き続ける」というミッションを自分に課して3年毎日続けました。その成果がこれです(って誰か言ってw)。

その時は別のサイトでしたが、文字数はもっと多かったかも。

 

やっぱり「数をこなす」が大切だと私は思うのですよ。

 

ひとつの人やひとつの教えにハマってそれを信じ切るのは、わたしにはできないです。

英語を学習するにしても、何冊も問題集や参考書を買って比べる派です。

不登校の親の会にしても、フリースクールにしても、マップをつくれるぐらいに見学してきました。「わたしのところが一番です」とどこも言うんですけどね(笑)。

色んな組織も渡り歩きました。私は一体何を大切にしたいのか、何が一番いいと思うのかがわかるのは、いくつもの場所を通り過ぎたあとです。

 

あっちでぶつかり、こっちで追い出され、ある時は気の合う人に出会ったり優しい人がいたり。そういう経験の積み重ねから、「わたしはこういう場所にいたいし、こういう集団が好きだし、こういう人たちと仲よくしたいし、わたしなら、こういう交流にしていくだろうな」というものをおぼろげに掴んでいきました。

嫌な経験をして、「これは絶対に嫌だ」を排除してきたからこそわかったのです。すべてを「受け入れ」て、あなたは素晴らしい!いい人です!ついていきます!とかやってたら、自分を見失います。

嫌なもんは嫌でいいんです。違和感大事です。

 

そして、まあ、読む人によってはくだらないかもしれませんが

男性についても私は同じことをやってみました。

100人チャレンジっていうのをあちこちでやってらっしゃいますけれど

100人に遭うとさすがに何か見えてくる。

文章を3年書き続けるのと似たようなことですね。

 

結婚するまでに男性とのお付き合いがほとんどありませんでしたので

私にとって男性とは何か、私は男性にどう思われるのか、ということが

皆目わかりませんでした。離婚して、これからは男性とも関わっていきたいと思った時に、これがネックになりました。

で。

この3年、多くの男性と会ってみたんです。

その詳細はここには書けません(笑)

そして先日、「あれ?もういいかな?」と思った瞬間がありました。

男性が怖くなくなっていることに気づいたのです。

未知の生物だったのが、旧知の生き物に変化してた。←人間扱いしてないw

 

父親を見上げてしまうような気持ちだったり、元夫のように頼りない奴らだなと思ってみたりするのがなくなって、ほんとにふつう~に見れるようになってたんです。

 

女性に対しては、もう数えられないほどの人と会って会話してますから

付き合い方も自分の好みもわかるわけですが。

その感覚に一歩近づいた瞬間でした。

 

自分の好みがはっきりしてきましたし

どういうあり方でいればいいのかを真剣に考える時期がやってきました。

女性との関係の中でも、実はずっと失敗していて、自分を舐めてくる人ばかり引き寄せていた昔があったんです。

マウンティングの餌になるような雰囲気を漂わせないと友達になってくれない~という思い込みが。

 

今ではもう、そういう失敗はしませんし、自分のほうが上からガツンといけるようにもなりましたので、悲しい思いをしなくなりました。

 

男性との関係において、まあ、あれこれ忠告する人が現れるわけですけれども。

 

わたしは、自分で試してみてやっと納得のいく「これから」を掴みました。

 

自分にとって心地いい相手を探すには、「自分がどうすれば幸せを感じるのか」を探すしかないです。この人のここは違うな、こういう態度を取られるのは嫌だな、これは嬉しい!こういうことしてほしい!・・・などなど。その積み重ねが、理想を連れてくるんじゃないかなあと私などは思います。

 

誰かのアドバイスに従ってもね、出会った人が自分にぴったりの人ではないかもしれないよね。

 

てなわけで。

 

数をこなすという効果について語ってみましたwww

 

昨年は一年で4つも仕事を変わったみかみさんです。

就活も何度やったことか。履歴書何枚も書いて、写真何度も撮りました。

面接もね。

そういうことって絶対に無駄にならないです。

お見合いだって何度もやっていいんだよと思います。

婚活の仕事をしている人から何を言われても、外野から何を言おうが、「専門家として」って言おうが、それは全部他人の言葉、他人の思考。

 

やってみないとわからないことが、この世にはあって

経験するためにわたしたちは生まれた。

そして幸いなことに、今の日本では経験できるわけだから。

 

本をたくさん読んできたこと、料理をいっぱいつくってきたこと、多くの人と会ってきたこと・・・

そこから得られたものをみなさんと分かち合っていきたいです。

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