子育ての呪い
とりあえず、家から巣立った子どものいる親御さん、おめでとう。
悪いけど、ニートの親に絡まないでください。
結婚できたからって、独身の人たちに絡んだりアドバイスして優越感を感じる人たちがいるように、子育てにおいても、我こそは何でも言えるんだぞと思うのは、ほんとにうざいしやめてほしい。
子どもが家にいる、それだけでなんでも言われてしまう。
家にいさせると「甘えさせ過ぎ」「依存させ過ぎ」
そして家から出そうとすると「まだ子どもなのに」「そんなことしたら崩壊する」という脅し。
まあ、世間の声に合わせてたら何もできません。
身動き取れません。
申し訳ありませんね、こんな親でって言うしかない。
あなたたちに迷惑かけましたか?ちょっと話聞いてもらいたいだけなんですけど、なんでそこまで言われちゃうんでしょうか?
あなたに私の子どもたちの未来がわかるのでしょうか?
なんとかしてくれるんでしょうか?
私にはさっぱりわかりません。
わたしはいつも思うのです。
どんな親でも子は育つ。
だから、親は自分の人生を精一杯生きたらいいと思うし、そのためのアドバイスはいくらでももらいたい。けれど、子育てに関してまで口を出されるのはごめんだと思う。
わたしは不登校の親御さんが語る場を設けています。
そこでは、アドバイスはほどほどにしています。そんなことしたって、何も楽しくないもの。親が笑顔にならなきゃ何のためのカフェなんだか。
親をくささない、説教しない、脅さない。
当たり前です。
「今の状態ではだめ」「刺激を与えてはダメ」色んなダメ出しをしておきながら「あなたは自分が頑張ったことを認めてないのよ」という飴を取り出してくる。
子どもたちが不登校だった時「登校刺激はダメ」というマニュアルがありました。今もあるよね。
それはよくわかったけれど、時と場合によるということもわかっていたから、それをそのまま鵜呑みにする人たちは「わかってないな」と思ってました。
結局、どんなやり方をしたところで、それが子どもの人生を作るんです。
いいも悪いもない。
家から無理やり出すのはよくないと言われてるけれど、それでも、親とうまくいかなくて飛び出して、その子が十年後にうまくいったという話だってざらにあるんじゃないかな。何がプラスになるかは誰にもわからない。
そういう話をしたいと私は思います。
親としての理想を語ることよりも大切なことがある。親の理想を目の前のクライアントに当てはめる前にやることあるやろ?って思う。
私が子育てでどういう後悔をしようが、アドバイスしてくれてるあなたが一体何をしてくれるというのか。勝手に心配して、勝手にアドバイスして、頼まれもしないのにあれこれ口出して、それこそが「子どもに対するあなたの姿勢そのもの」だったんじゃないかな。私のやり方はそんなんじゃないから、反発しちゃう。
私が愛を受け取れない人だと言われても、そうじゃなくてさ、そこは対等な立場で対話したいよね。私がお金を払ってアドバイスされる側ではなくてね。
だって、あなたは私の親ではないんだもの。子育てという経験をしてきた母親同士として語り合えることだもの。
誰もが、対等。なのに、間違って上から目線。それ、やめたほうがいいよ。
相手の子育てに呪いをかけてどうすんの?
というお話でした。
あ~ちょっとすっきりした。
青い鳥セッション
料金:5000円/時間
場所:大阪の北のほう。梅田でのカフェセッションも可能です。
お申し込みは、こちら→ mikamisan12@gmail.com
ただ話を聞くだけです。
・アドバイスはしない ・否定をしないを原則としております。
けれど何か気づきがあると思います。自分で気づいてくる不思議な感覚を体験してみてください。
それからコチラ↓
・不登校カフェ
不登校カフェは、毎月第4土曜日午後二時から
大阪府茨木市主原町で開催しております。
次回12月23日です。
子どもが学校に行かない、行けない、ぐずぐずする。
先生から母親責められる、カウンセリングの時間なんてちょっとしかない。
友達にも相談できない。相談してもわかってもらえない。
そんなこんなを安心して話していただける場所です。
社会福祉協議会の事業でもありますので、個人が何かを売ったり、セミナーやったりすることは一切ありません。
折り紙もしています。美しく繊細な折り紙です。
おいしいお茶とお菓子をご用意して、参加費200円でお待ちしております。
どうぞ、お越しくださいね。コメントやメッセージよりお申し込みください。
こちらでも→mikamisan12@gmail.com
茨木市の社会福祉協議会にお問い合わせいただいても大丈夫です。