ぐらぐらする時
もうすぐ満月。
今朝ちょっと地面が揺れました。
わたしは、息子たちを自慢に思っているけれど
同じ年頃の子どもの話題がまったく合わないのが時々辛い。
特に、高校が進学校だったもので、みな、自分の子ども達もたいがい進学校に通わせていて、それが当たり前。
子どもが通っている学校が、どんな素晴らしい学校かという話をされると、聞くしかないのだな、これが。
子ども達が不登校で~と言った瞬間、誰もが「どう反応すればいいのか」という配慮を始めるのもわかるので、それもあまり嬉しくない。
この国で、教育の多様性を語るには早すぎるのだなあと思う。
で。
その帰り道。他にも気になることがあり
「私の人生、なんでこんなに普通じゃないのかなあ」とつぶやいてみた。
そしたら、自分の中から「普通じゃないほうが面白いよね」って返ってきて
まあ、そうなんだけど。
話ができる、通じる人になかなか出会えないのが
なんだかなあな今日この頃です。
またこれ「自分のことを変わってるとか思いたいんでしょ」みたいに言う人もいるから嫌なんだけど(笑)
この選択肢の狭さが私の良さでもあるし、「誰でもいい」にならない自分がけっこう好きだということはやっと理解したところ。
経験の引き出しは多いほうが楽しい。
それにしても、人生半分を過ぎ
高校生の時、あんなにみなが大人に見えたのに
30年の過ごし方で、これほど世界の見え方が変わるものかと
驚くばかりです。
私の興味関心は、子どもや孫ではなくて
美しいものや哲学的なものなので
話が合う人を探しに行かねばと思うのでした。
「私と友達になってくれるなら誰でも」と思っていた過去から
「美意識が似た人でないと無理かも」の今。
何と言われようが、そこは譲れない。
そしてこんな本を買いました。
美しい人。羽生結弦選手。
そして今日は父の日。
父の好きだったコーラを飲みながら偲びましょう。