風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

わかってもらえるということ

今日は、鍼灸に行ってきました。

鍼灸師さんにご迷惑かかるくらいの体調の悪さ_| ̄|○

自分での日々のメンテナンス頑張ろうと思った次第です。

 

ちょっと前までは、体調なんてかまってられるか!状態でした。

それより、自分で自分をアゲアゲにもっていかないと

やってられないと思ってました。

ポジティブになるために何でもやりました。

 

それがままならなくなってきて、ふと気がつくと

アゲアゲにしなくても大丈夫になってました(*´ω`*)

 

ちょうど一年前の被災。

鍼灸師さんにざっとこの一年のことを話してみると

「それは大変でしたね」と言ってくれたんです。

わたしは、その最中でさえ、誰も同情してくれなかったし

そもそも「苦労を語るなんて迷惑かかるだけ」と思ってたんです。

っていうか、事情知ってる人であっても、私が平然と日常を送っているもんだから

ちっとも気が付かなかったと思う。

(精神状態が不安定なのを「おかしな人」だと思われてたし。あのたくさんの「やらねばならないこと」を抱えて、わたし、よく発狂しなかったなと思うよ、今は。)

 

思い返しても、あんなことはもうできない。二度とごめんだと思います。

よく体力が持ったと思うし、精神面でも踏ん張りました。

おかげで強くはなったけれども(笑)

身体が常に戦闘態勢であり、震災直後の緊張も取れないまま、走り続けてきたようです。

 

よく「わかってもらえると思うな」「期待するな」と言う人がいますよね。

でもそれで、気持ちのいい関係なんて築けるのかな。

わたしは、わかろうとしたいし、期待されてもかまわないよ。

そこは自分の判断で対応するし。

 

今日、この体調の悪さの理由の一端を伝えるつもりで

被災のことを話したら、誰よりもわかってもらえた感覚を得ました。

最初は、受け止められたことに驚き、じわじわと「ああ、嬉しいな」と思いました。

 

身体を診ている人の感性だからかな。

 

別に、わかってほしいと「願って」いるわけじゃなくて

「わかってくれた時の喜び」は間違いなくある。

そして、下手に「かわいそう」「何とかしてあげようか」ではなくて

普通に「ああ、大変でしたね」という受け止め方だったのもよかった。

 

色んな相談や話を聞く立場をしていると、「淡々と苦労話を聞く。無視しないで、軽視しないで、変に傾聴しないで、ミラーリングせずに、受け止める」ことができるようになるんだけど、けっこう上級レベルだと思うから、私はほとんど期待しないで生きてるし、でも、誰かの話はそういう風に聴く。

 

男の人って、勝手に女性に期待してるよね。

「話を聞いてもらえる」って。

なのに女性同士で「期待するな」説が飛び交っていて

男の話は聞いてあげなきゃ、でも、私の話は聞いてもらえると思っちゃダメとか抑圧してる気がする。

 

それはともかく。

 

私はやっと自分をねぎらうことができるようになりました。

休みの日はヨガをしてたあの頃のように、写経してたあの頃のように

時間を使うのが目標です。

 

そしてまた願いが叶った。小さな小さな願いが。

 

次のステージにあがるためのメンテナンスです。

わたしは、ひとりじゃない。

応援団が周りにいるよ!

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