風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

大人が甘える意味が分からない(笑)

朝起きたらうっすらと雪が積もっていました。

仕事が休みで良かった!

 

生きづらさの理由を知りたくて、成育歴を探る人生を過ごしてきましたが

やっと自分の人生が戻ってきた今になって思い出したことがいくつもありました。

人は、安全な場所でしか思い出せない、それぐらい意識に上らない傷があると知りました。

 

わたしのそれは、おそらく小学校2年生から5年生までのことで

完璧主義だったり、人に異様に頼られる元となった出来事がありました。

 

その頃のことを思うと、自分のキャパの大きさに驚くとともに

よく壊れなかったなと。

動けなくなった30代後半から、他人からぼろくそ言われることが増えて

それでも私はしぶとく生き抜いてきたことも考え合わせても

自分というもののエネルギーの大きさに圧倒されます。

 

当時、一番下の妹が生まれ

さらに、3人兄弟のいとこ達が、私の生活に入ってきました。

本来であれば、私の親や親せきで、そのいとこたちの面倒を見るべきところ

たまたま、私の素行が良くて(笑)←大人に刃向かわない、従順な子であっただけですよ

というのもあったでしょうし

農村特有の「子どもたちはほっといて育つもの」というのもあったんでしょうが

休日になれば、うちら4人(妹は赤ん坊だから留守番てたかも)といとこ3人で遊ぶことが必須でした。

今思うと、おばさんの離婚の件で、大人たちが協議していた時期だったんじゃないかな。

 

とにかく、特に親しくもない6~7人で「仲良く遊んでて」と言われてもね。

 

しかも、いとこ側は訳ありなので、私はそれなりに気を遣うわけです。

 

その頃は、ピアノも習ってたし、土曜日は合唱団行って、日曜日は祖母の書道教室。

よく「子ども時代を思い出してやりたいことをやればいい」ってのがありますが

子ども時代にやりたいことする時間なんてなかったよね。

せいぜいマンガ読んだりするぐらいで。

 

だから、やりたいことって言われてもなあ、ずっと母親の手伝いか、人間関係の複雑さにアップアップして、自分が発言することを極端に恐れてたことしか思い出せない。

みたいな?

 

叩かれたとか否定されたとか、大人が明らかに自分に対して危害を加えたわけじゃなく

過剰に荷物を背負わせた挙句に何一つ愚痴を許さず、不満も不平も聞いてくれず

いとこに暴言吐いただろと怒られ(テレビのギャグを一言言っただけですよ)

妹弟からは、親に向かう反抗を私に向けられ

そういう精神的しんどさを、私は抱え込み、テストで点を取ること(ゲーム感覚で)だけが生きがいみたいな状態でした。

 

だからさ、頭がいいことをからかわれるとほんとに頭に来るんですよ。

誰の面倒を見ることもなく、勉強に逃げ込まなきゃやってられないような精神状態に追い込まれることもなかった人が、勉強ができるからって偉そうに、って言うんだから。

 

本来は、親が背負べきことだったよ、色々と。

でも、母親はいわゆる母娘カプセル状態で生きてる人で

自分の母親(私から見て祖母)の顔色ばかり窺ってた。

私がいい子でいなきゃ、母が祖母から嫌われて、母が傷つくって

私はどこかでわかってたみたいで、その分余計に頑張りました。

 

そういうストレスや傷は、目に見えず、虐待と認められることもありません。

 

おかげで今でも、大人が甘えてくるのが苦手だし

期待されたり、発言をチェックされるのもとても嫌です。

 

ほっといてくれ!って叫びたくなるのは、小さい頃の私が泣いてるからで

当時、ちゃんと労わってもらいたかったし

頑張ってることを認めてもらいたかったんだなあ。

 

子どもの私にだって背負えたものを

どうして大人が放棄して

「わたしだって弱いだもん」とか言うんだよ?という怒りは常にあるけど

最近は、「私が特別広くて大きくて強すぎたのかもしれない」と思い直してるところ。

 

でも、やっぱり大人は踏ん張って欲しいですよ。

子どもに丸投げせずに。

子どもに子どもの面倒を見させずに。

そして、たとえそうしなければならない事情があったとしても

面倒を見ている子どもをねぎらって褒めてやらなきゃね。

 

「子どもの発言素晴らしい」じゃないんですよ。

自分がそう思って、そう発言しなきゃ。

傍観者になろうとする大人を認める気はさらさらないです。

 

自分の欲望は自分で始末する。不平不満も相手にきちんと表明する。

で、潔く嫌われる。関係を終わらせる。

それが自己責任というものであって

貧乏が自己責任とかじゃないです。

因果応報でもないです。

 

大人がきちんと大人になれば、子どもの傷が少しでも減ると思う。

大人ができないことを子どもにやらせてるんじゃないよ、まったく。

 

と、私の中の子どもが言っております故。

今日は吐き出させていただきました。

 

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わたしの大好物。京阪枚方市駅駅ナカスーパーで見つけました。

地元では売ってないのよね。