風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

人生って!

きんもくせいのかおり。

秋です。

 

新しい環境に飛び込んで半月経ちました。

どれだけの初めてを生きていくんだろう。

新しい環境は新しい私を連れてくる。

 

小さな頭脳で描こうとしていた未来をあっさり裏切って

全然違うステージにいます。

 

これまでの自分を試されている気もして。

 

若い頃は苦手だった分野。新卒の自分なら間違いなく避ける仕事。

そういうものにチャレンジできているということは

親の呪いも減ったのだということ。

色々なものが取れて流れて行ったのかも。

 

年齢を経てわかることかもしれないけれど。

性格を変えたほうがいいとか、自分を変えようとしないからダメだとか

そういう意見に惑わされないほうがいいと思う。

 

世の中には、傷つけてくる人はたくさんいるし

傷つくこともたくさんある。

それでも、それは、自分を否定する理由にはならない。

 

傷つくのは自分がこうだから。

傷つけられるのは自分が悪いから。

そんな風に自分を責めなくていいって。

 

傷つく自分もかわいい。

傷つける人とは距離を置けばいい。

 

わざわざ自らを傷つける理由にすり替えなくていい。

 

この無職の半年の間、私がとことん試したのは

自分を責めない一日を作ることでした。

か~な~り~私にはハードルが高かったけど

やってみるととてもいい感じになりましたよ。

 

他人の声を借りて自分を責めちゃうのをやめる。

昔自分を責めた人を頭の中から追い出す。

 

世界が変わると思う。

 

若い頃は、大人の言うことはある程度正しいかもしれないと思っていたけど

実は、その人が単に皮肉屋だったり

否定的なことしか言えない人だったり

それだけのことだったってこともわかる。

 

自分の人生が満足していないのか知らないケド

目の前の相手を肯定できない年配の人がけっこう多い。

 

それは年の功でも何でもなくて、ただ自分の不満を若い人にぶつけてしまうだけなのね。

 

だから、とことん自分を貫いていけばいいと思う。

 

暇があれば「GOOD WIFE」っていうアメリカのドラマを見ているけれど

まあ、言葉の応酬とセックスと暴力とお金が出てくる出てくる。

盛りだくさん過ぎてついていくのが大変だけど

情に訴えないところが好きです。

 

弁護士のドラマで、日々誰かとの闘い。

元上司や元恋人ともやりあったりしてるけど

メンタルをやられている暇もないって感じ。

騙したり騙されたり、それでも泣き言なしで、日々必死で生きてる。

 

このドラマに勇気づけられてる。

 

人間って日々感情が動くものだということがよくわかるし

一度嫌われたからって、それが一生続くわけじゃないことも学べる。

日本人は、お互いに感情を固定しあいたがるけど

それがそもそも息苦しいので。

常に気持ちも何もかもが流れていくものだから

今日何かあったって明日はまた変わるってことを信じられたら

生きていける気がするよ。

 

「今はたまたまこうなってるだけ」ということが理解できれば

未来を思い悩むことはない。

そして、未来に希望を描くこともできるようになる。

「夫(彼)の気持ちをずっと自分に留めておきたい」なんて無理だから(笑)

それは、自分も相手も努力して「お互いの気持ちが昔と同じように見える」ようにしなきゃね。

 

何かを固定して安心したがる癖があるのが日本人だとしたら。

もっともっと流動的な時間を、波に乗るような人生を、ドラマで学ぶのもひとつかもしれないです。

 

人間は止まらない、死ぬまで。

 

だから人生は面白い。

 

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