風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

本当に潜在意識を知っているのか

ちょっと攻めたタイトルにしてみました。

 

人生半分を過ぎて

一番驚いているのは

大人であろうが、年寄であろうが、知らない人は知らないという事実でした。

 

若い頃、誰もが私より知識もあり、精神的にも大人だと信じていました。

だけど、なんてこった!

経験値の違いだけじゃないのか?

どうしてわかっていないのかがわからない!

ということばかりが起きる。

 

あの日あの時、私より世界を、世間を知ったかのような顔をして

教え諭そうとしてきた人たち・・・

なんだったの?みたいな。

 

で。

潜在意識にいきますけど。

 

願いだの悩みだのっていうことで

潜在意識に何かが入っていると思っているみたいですが

一番何も気にせずに生きていることこそ

潜在意識なんじゃないですか?って思うんです。

 

「男は」「女は」「親は」「子どもは」「人は」こうあるべきと

願いやら悩みやら以前にそういう思い込みでいっぱいいっぱいになってるってことに

誰も気づいていないみたい。

 

「今生きていて、見える世界限定」の潜在意識を必死で何とかしようとしてる~。

 

仕事を自由にしているように見える人でも

家族の中では家族の役割にがんじがらめになってたりしますけど

それって潜在意識の為せる業ですよね。

 

仕事の中で、宇宙だ、意識だ、波動だと言いながら

めっちゃ縛られてる人いますやん。

 

キリスト教だ、仏教だってそれだってそう。

別に誰かが記したものに縛られる必要なんてないはず。

そういう、過去の誰かが創り上げたものを信じるのも自由だけど

「これも自分の潜在意識に刷り込まれたものでジャッジしてるものなんだな」ということぐらいは、理解できそうなものだけど

どうもそういうことをはっきり明言する人には出会わないんだけど、どうしてかな。

 

どれだけ剥がしても剥がしても、この日本で育ってきた中で

染みついたもの、毎日毎日号令をかけられて学校で過ごしてきた雰囲気は

簡単に外せないですよ。

ちょっと勇気を出して仕事を作ってみた。

だけど、誰かを働かせてたらパワハラだと言われた、ブラックだと言われた。みたいなことね。

 

制限を取っ払ったかのように自分を見せてるけど

何も取れていない。

 

全部この今生きているルールにのっとってやってるだけのことやん。

 

ルールの中の勝ち組になってることが

そんなにすごいことなのかな。

確かに夢として描くのはおかしくもなんともないけど

単なるアメリカンドリームと何も変わらない夢であって

決して潜在意識を理解したから成功したわけじゃない。

 

この世のルールを知って勝ったんだと思うよ。

 

そしてその仕組みは、誰かが生み出したものだ。

 

宇宙じゃない。

 

山は緑と信じている、空は青いと信じている

それと同じように、人間とはこういうものだという刷り込みを

逃れている人はいない。

 

縛られていないのなら、どうして「家族愛」という単語を使うのか。

どうして「寂しい」「嬉しい」という単語を、何かの決めつけのように使うのか。

単なるこの命に色が付いているとでも思っているのだろうか。

 

悟りにも理解にも、終わりはないはずだよ。

 

この世を理解したいのなら、経済や医療や教育を知るために頑張ったらいい。

意識を飛ばす前にやることはいっぱいあるはずだ。

自分の感情や目に見えないものにかまけていても

そんなものは死ぬまでついてまわる。

それよりも。自分だけの、自分の世界を、自分の手で作るために動けばいいと思う。

 

目に見えないものが見えますって言ってる人が

隣の世話焼きおばちゃんレベルのアドバイスしかできないのって

村から出たことないからじゃないかなあって思ったりするんだよね。

それならまだ、婚活アドバイザーに話聞いたほうが間違いない!みたいなことはあると思う。

 

世の中には、信じられない経験をした人がいっぱいいて

わたしはどこにでも行ってしまうから

全然退屈しないんだけど

普通の人は、自分の世界はひとつしかなくて

そこからしか物事が捉えられないって感じがする。

 

ある意味、羨ましくもあるけど。

 

世界がたった一つしかない人にとっての潜在意識なんてたかが知れてるじゃない。

自分の中に眠っているものなんて

自分から飛び出して経験しないとわからないよ。

 

海外に行ったところで、日本人と日本語でしか会話しない人と同じ。

どんなに神秘的な考え方を知ったって、日常が「ママ友」「子育て」「良き妻」で溢れていたら、結局はそこに戻っていく。

 

それ以外の幸せも楽しみも知りようがない。

 

カウンセリングなども同じだと思う。

 

自分が経験していないことは、怖くて他人に勧められない。

だったら安全なほうを選ばせることになる。

 

そういうこと。

 

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