自分を疑わなさ過ぎて逆にすごい
雨の連休です。
一年ぐらい行ってなかったショッピングモールに出かけたら
オシャレなお店が全滅していて萎えた。
いいお買い物をする予定が、結局イオンで日用品買ってしまったですよ！
ネットを見れば、前前前世の人のうっかり発言とか
ちょっと出かけてみれば、大学院生が「最近、ポリコレ行きすぎですよね」と言ってたりとか
老若男女、自分を振り返る力が弱くなったのか
もともとないのか。
そう言えば、占いもスピも「あなたは悪くない」が前提で
それはそれでいいこともあるんやけど
自分が行った加害性をすべて「なし」にして「今を生きる」をやっちゃってるのは
単なる自分に不都合なことを意識の上から消そうとしているだけだよなあ
否認ってやつだよな～とふと思う。
加害した自分もすべて引き受けて、心の痛みも全部丸ごと認めたうえでの
「あなたは悪くない」ってことなんじゃないの？
否認する人は、コンプレックスから逃れていないのだろうし
負の遺産をなかったことにして、幸せな自分を演出したいのかもしれない。
だけど、それはまわりまわって、また、誰かを傷つけてるかもしれないよね。
だって「嫌われる自由」を持ってないんだもん。
鎧を身にまとってる感じが伝わってくるよ。
それしか伝わってこないよ。
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今日、占いのようなカウンセリングのようなやり取りが一通り終わった。
相手してくれたのは若い人だったけど
長年誰も認めてくれなかった、親の精神的虐待について踏み込んでくれた。
そのおかげで、やっと自分の傷を癒す覚悟ができたし
親と離れたことへの罪悪感もさっぱりと消えた。
長い間、傷を癒すということは、このわけのわからない世界に迎合できる自分になることだと勘違いしていた。
だから抵抗があった。
村社会に適応する自分になることが、癒されることだとは到底思えなかった。
寂しくないようにしてあげましょう、仲間を受け入れるようなあなたにしてあげましょうって・・・ただのカルトやん？？？
怖いやん！！！
だから、わたしはどの集団にも馴染むことをしなかったし
自分を改造するつもりもなかった。
どんなに嫌われようが、それがわたしだし、そのわたしを認めてくれる人がいるからだ。
寂しいまま人と繋がればいいのだ。孤独を抱えながら誰かと愛し合っていいのだ。
それが人間なのだ。
スマホをのぞき見したって何もわからない。
監視して尾行して、結果を得られても
そこから何を得たいのだろうと思う。
そうやって繋ぎ止めた配偶者と一緒に暮らしてるんだなあと思うとね
その人の言葉に何の信ぴょう性もなくなってくるの、わかる？
寂しさや孤独よりも、嘘を選んだ人の言葉を人は信じられなくなる。
友達への気持ちも、子どもへの気持ちも、同じように嘘かもしれないよね。
自分が寂しくならないようにってだけで一緒にいるんだ、みたいな。
昔のわたしは、自分が傷ついているせいで、実家とうまくやれないんだと思ってた。
でも違った。
実家は、自由に動く人間を受け入れられない人たちの集まりだった。
わたしみたいな人間を許容できない場所だったんだ。
わざわざ「あなたがおかしいのよ」と思わせるようなことをして。
そうまでして、狭い自分の感情の範囲に、子どもを納めようとした。
受け入れられないなら受け入れられないと正直に言えばいいのに。
冷たくない、愛がある自分だと思いたいから、相手を悪者にしてしまう。
そうすれば、自分はいつまでも優しい人でいられる。
まるで浮気夫やDV夫を赦す妻のようですよね。
マグマのように溜まった怒りが、張り付いた笑顔になり
余計な一言をいう姑になり
息子や孫を溺愛する母になる。
男たちは、それも見て見ぬふりをして、今日もまた、こっそりと性欲を処理してる。
私が見ているのはそういう世界です。
結婚生活と性生活はすでに乖離しているのに
妻だけがそれを認めてない。
理屈と感情が、精神世界と現実が、そうやって乖離してるにも関わらず
いつまでも「わたしは我慢強くて愛で溢れてて美しい」で乗り切ろうとしてる。
障害児を座敷牢に閉じ込めて、表面上の美しさを保ってきた日本人そのものじゃないですか！「悪いことだとはわかってるけれど」って。
夜の世界にすべてを押し付けて、美しい自分でいられると思ってるところとか。
そのひずみが、歪みが、その先の差別意識につながってる気がするんですよ。
なんでかわからないけど。
だったらひとりでもいいかなって思うんです。
ひとりでも人と繋がることはできるから。
見たくないものを隠さなきゃならないような生活を送りたくないんだよね。
分裂甚だしい世界で。
どうして自分を疑わなくて生きられるんだろうね。
薔薇は美しい。誰ともつるんでないからやね。
