戻る場所
車でコブクロの歌を聴いていると
不思議な気持ちになりました。
今は、追いかけているわけではないですけどね。
彼らの歌声は懐かしくて温かい。
まるで子守歌みたいだなあって。
私が一番しんどい時に毎日聞いて慰められていたからかも、と思ったのです。
私が戻る場所はコブクロの歌声なんだ。
私が宗教的なものに惹かれるのは、そもそも、心の中に信じるべき親の考え方が全くないからだと思います。
普通なら、親の考えに反発して自分を獲得していくところでしょうが
私には、誰を頼っていいのか、誰に相談していいのかわからなかった。
ひとりで本を読んで自分に答えをくれる存在を探していました。
だから、どこかにどっぷり浸かることもしないけど
私の指針は大きな神様ということです。
キリストでもなければ仏陀でもなく。
なんていうんだろう、もっと違うあらゆるものかも。
なので、中途半端なスピリチュアルをやって商売につなげている人たちを見るのは
あまり愉快ではないのですよ(#^^#)
幼稚園の頃、空を見上げて、神様を探していました。
神様という言葉も知らなかったですけれど。
草の間、空の上に、何かいるんじゃないかって。
私を守ってくれてたのは同級生の男の子だったみたいですけどね(笑)
その頃は自分らしくいたので、男の子が私の側に居てくれました。
小学生の時、男女が仲良くなるのを快く思わない学校の先生たちが
男だの女だので色々分けはじめたし、実家では色恋の話はタブーでしたから。
やっと呪縛も解けて、男性と話すほうが楽な自分が戻ってきました。
女の子ってめんどくさくないですか?
縄張り意識をバリバリもってるし
「私にはパートナーがいるの」っていうことだけで
自分が立派であるかのように宣伝するし。
そのくせ、浮気されて泣くし。
結婚している時だけ、そういうどうでもいいことから解放されてたけど
その分、色んな男性を知る機会も全くなかったけど。
わたしだけかもしれないけれど
例えば仕事の時は、絶対にプライベートは出したくないんですよね。
結婚してどんなに幸せ絶好調だったとしても、それは仕事に関係ないじゃないですか。
それはそれ。仕事は仕事です。
誰かの相談に乗る時に「わたしは幸せです~」なんて言わないでしょ。
人を励ます時に一番ダメなのが「私だってできたんだから!」ですよ。
お前の歴史と私の歴史は全く違うんだよ!ってことを考慮しない、単なる自慢に過ぎない励まし・・・。
でも、女性ってついついそれをやっちゃうよね。
仕事でもプライベート撒き散らかして上に立とうとするし。
特に副業で色々やってる女性は、仕事というプライドがないのかわからないけど
すぐにプライベートを持ち出して集客しようとしているのがありありとわかって
ああもうめんどくさい!って思ってしまう私です。
だから、一切自分の配偶者を出さないで仕事をしている女性の経営者や社長を尊敬します。
ひとりの人間として仕事とどう向き合ってるか、というだけなので。
で、それを宗教を交えてやられちゃうと、しんどいです。
私の心の拠り所を土足で踏み荒らされたかのような感覚になって
ついつい感情的になるんですよね。
だめだめ~~~
死ぬまでに「これ」という戻る場所が見つかるといいな。
さっきまで、アマプラで「螺鈿迷宮(チームバチスタシリーズ)」を見ていました。
とっても嫌な役どころの「白鳥さん」が私は大好き(顔じゃない!)なんです。
自分もあんな風に、人を傷つけることを言ったとしても、ちゃんと自分で背負って、からっと嫌われたまま人と接することができたら清々しいって。
わたしは嫌われてしまうのがやっぱり怖いから。
で、相棒役のぐっちーこと田口先生が言うのです。
「白鳥さんがいい人なんて似合わないですよ」って。
いいよね、男同士って。これがあるんだよね。
やたらといい人ぶって、「守る人間がいないあなたは可哀想な人だ」と上から目線で言ってのける、院長で僧侶の柳葉さんがやってる役どころはほんっとうに嫌いだな。
わたしもどうもいい人にはなれそうもなくて。
あるところでは、男性をばっさり斬り倒しているんですけど
でもそれを、男性は楽しんで見てくれるし優しいよね。
仕事でも、私がバッサリやった時は、さっぱりした女性たちが私をかばってくれた。
いい人になれない私をわかってくれる人がいる、という自信を
ようやく身に着けてきたところです。
だからこれからも、ここでも容赦なく嫌な人でいようと決意しています。
いいんです。わかってくれる人は少数でいいんです。
梅田は元に戻りつつありますね。
ルクアのチョコの店が潰れてて、抹茶の店に変わってたのが驚き!
あそこは接客がダメだったから~~~
ミントの葉っぱを買ってきたので、明日はミントティにします。
ではでは。