本家本元にあたれ(外国語はできないけど・・・)
最近、朝コーヒーゼリーを作っておいて
夜に食べるということをやってます。
何か楽しみを作っておくのは
とても精神的にいいです。
私がいつもこだわっていることは
「一番最初に言い出した人の本を読む」です。
フリースクールならニイルにあたる。
シュタイナーも、本質を書いてある本を読む。
当然、スピリチュアルなこともそうです。
昨日、「引き寄せ」や「波動」と言ってるエイブラハムの動画を見つけました。
すごいですね。誰かの本の中や、ブログでしか雰囲気をつかめなかった本物の
セミナーの様子に出会うことができました。
引き寄せというものを、みなさん、色々な評価で見ていらっしゃいますが
わたし、この動画を見て「日本人のフィルター通して見たらあかんやん」と思ったんですよ。
当然、日本語訳がついていたのですが、セミナーで、お客さんと対話されてるそのまんまなんです。
日本人の、なんていいますか、心情的に操るような文章で読むのとは違って
また、それを紹介している人の意識も入っていないため
本当に純粋にやりとりを知ることができました。
何が素晴らしかったかというと
・あなたはよくやっています。いい母親です。ということを
何度も繰り返し伝えている。←これ、日本人やらないです。
何かを伝える時に、必ず相談者を肯定してから伝えるんですね。
・語ることは、説教ではなくて真理のみ。
「あなたがこれをやらなかったから」「だからこうなったのよ」というような感想みたいなのはゼロ。
過去のことは終わったこと。これからのことを考えましょう。その一点です。
どういうあなたになりたいですか?と繰り返し聞いています。
・過去と本人に罪悪感を持たさない。
相談者をけなすことも、誰かを間違ってるように見せることもなく。
けっこう厳しいことも言われているのですが、決して嫌味に聞こえない(私は、他人の言うことを嫌味にとらえる名人です。その私が言うのですから・・・)。
・個人的な相談でありつつ、誰にでもわかる、どんな人にも通じるアドバイスになっている。
引き寄せを紹介する人の「わたしはこれで成功しました」バイアスがかかっている本を読むのと違って、本気でその人を引き上げようとしていることが画面越しに伝わってくる迫力がありました。
力で押さえつけない力強い物言い、けっこう一方的な時もあるのに、とても相手のことを大切に考え、アドバイスしていることが伝わる言葉。
子育てとパートナーシップについて話されていたのですが
これ、本で読んだら私は本を投げてるかもしれないという結論ではありました。
自分の波動が上がれば子どももパートナーも変わるっていう・・・。
だけど、その結論に至るまでの愛に満ちたやりとりをずっと見ていると
ああ、そういうことかとわかるわけです。
決してその人のそれまでが悪かったわけではないと、はっきり言っている。
そして「あなたにはできる」と。「やらないとだめですよ」ではないですよ。
私は、もう家もボロボロで、同じマンションの人から非難され、会社でも一部の人から嫌われていて、最悪な状態の時に「あなたは大丈夫です」「これはこれからのあなたのために起きていることです」「最善のことが起きているだけです」とある人から言ってもらったことがあります。
その言葉をずっと心の底に置いて、信じて、ここまで生き延びてきた、という経験があります。
「あなたはできます」「あなたは素晴らしい人です」「これも最善です」
酷い状態の時にどれほど励まされたことか。
同じ頃、別の人から言われた「あなたは感謝が足りない」「あなたは失くしたものを嘆いてばかりで今あるものを見ていない」という否定的な言葉は、私には向いていませんでした。たとえそれが正しかったとしても。
「わたしはできるんだ」「この後にいい世界が待っているんだ」という気持ちが
シングルマザーの私に、家を売らせ、片付けさせ、仕事も続けさせたのです。その時は、誰かに感謝している余裕もなかったです。ありがたいことはたくさんありましたけど、体力と精神力が限界でした。波動とか知らんって思ってました。ただただ必死でした。どこからあの馬力が出たのか、今ではわかりませんが、落ち込む隙を作らないことが最優先でしたよね。
それと同じエネルギーを、エイブラハムのセミナーから感じました。
アドバイスを受けた人はこの先、そのエネルギーで守られるんだろうと思いましたし、
私はこれを見た次の朝、とてもすっきりした目覚めになりました。
本家本元すごいです。
今まで本で読んで、わかった気になっていたことが、身体中で反応した感じ。
やっぱり直接が一番です。
わたしは、引き寄せを解説したりしないし、それでうまくいったとかいかなかったという話にもしません。だってそうじゃないんだもん。
自分に都合のいい解釈をして、信者を得ても仕方ないじゃないですか。
自分の生き方が変われば、それが証明です。
ちょっと逸れますが・・・
わたしはかつてニイルのフリースクールの概念を知って衝撃を受けました。
だけど、ニイルを紹介した大学の先生が作った「日本のフリースクール」は
結局その先生がやりたかったことを形にしただけした。
その人も、日本の学校の概念から自由になっていなかったと思いました。
私の知ってるイギリスのフリースクールの面影はどこにもなかったです。
たしかに、日本にあの学校ができたのは衝撃で素晴らしいことではありましたけど、それとは違う次元でがっかりしました。
様々な思想の多くは、日本に輸入された途端に、その真理が歪んでいく気がするんですよね。持って帰った人の染みついた日本的な価値観に染まっていくんですよね。
だから、本家本元にあたるのが一番だなと、改めて思った次第です。
翻訳、通訳ぐらいに留めてくれた方がいい。自分の宣伝と思想を交えないでほしい。
っていつも思います。
また、相談再開できそうだな。もうブレない。