フォースと共にあらんことを
私のスターウォーズ暦は30年以上。
エピソード7以降は興味を少しい失ってしまい、
昨日8をテレビで観ました。
ああ、これは!と思いました。
エピソード4~6に流れている、ルーカスが描きたかったものを受け継いだように、私には思えました。
スターウォーズという映画は、色々な観点から推す人がいる作品なので
私のような視点で見る人は少ないかもしれません。
が、私にとって、この映画は、精神性の進化の話でした。
ヨーダという魔法使い(ジェダイ)がいて、そのヨーダが伝えたかったことが受け継がれていく物語。
心にある光と闇の戦いは、どの人にもあるもので
闇に飲み込まれるとはどういうことか、光だからいいというものでもない、という難しいテーマをエンターテインメントで描いています。
エピソード8では、ルークが火をつけます。大切に守る継がれてきた教えを書いた本もすべて燃えてしまいます。
それを、魂になったヨーダが出てきて、笑って見ている。
ジェダイの本質は、本の中にあるのではないのだと。
そして、ルークは自分がやるべきことに気づき、能力を出し切って、穏やかに違う世界へと旅立つのでした。
精神世界に興味がある人は、全部見ればいいのに、と思いますよ。
エピソード8には、男性を救うために命をかける女性たちが出てきます。
めちゃくちゃカッコいいです。
男が心の葛藤と戦ってグダグダになっているのに
女性は冷静で落ち着いていて、男にかまうわけでもなく、世話を焼くこともなく
淡々と生きながら、男を救う。共に生きてる。
男はね~結局、ルークやヨーダの立ち位置がわたしは、一番素敵だと思う。
闇に飲まれていく男たちの大変なことったら・・・。
それはともかく(笑)
愛のために力を使うとはどういうことか。
そのひとつを見せてもらったなあと思いました。
一人にひとつ、誰にでもフォースはあるのです。
それを自分の心の闇に飲まれず、その力から逃げず、愛と共に生かしていく。
フォースと共にあらんことを。
私にもようやく、その覚悟が。
自分の力を恐れると、その力に飲み込まれて、自分や誰かを傷つけてしまうけれど
俯瞰してその力を眺めることができるようになった時
ようやくそれを「愛の武器」として使えるようになるみたいです。
「こんな力なんてないほうがよかった」「自分ばかり損をする」
そんなことを私も長い間思っていたのでした。
明日は冬至。
かぼちゃとゆずの日、ゆず、ゆず、ゆづ~~~の日www
新しい季節が始まります。