風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

優しい歌を歌いたい

冬らしい曇り空。

友人が突然空の上に行ってしまって

感情がついていかない。

 

身体だけが衝撃を受けたようで

一日お休みを頂いた。

 

わたしたちは、何かを奪い合うために生きているわけじゃない。

 

たとえば、わたしは官能的なことが好きだけど

それと女同士で争うことはまったく別物だと思っていて

争わせるような男とは出会わないようにするのが私の流儀。

 

日常はひとりでも、穏やかに暮らせる。

寂しいとも思わない。

趣味で色んなことができたら、そこで、人と出会えたら楽しい。

 

待つのも我慢するのも嫌いだけど

争うのはもっと嫌い。

 

だから、争わない工夫ができないような人も組織もあかんと思うねんな。

自分で気づいていかんと。

 

友人のことで気づいたのだけど

わたしは、悲しみとか寂しさという感情を封印するのがとても得意みたい。

そのために、身体が固まるし、出そうとすると「怒り」に変換してしまう。

 

私だけではないと思うのね。

今のこの国は、悲しみを表すことができない。

寂しさも同じ。

 

悲しい顔をすることが嫌がられ、寂しいというと鬱陶しがられる。

幼い頃から感情を隠して、ないようにして、見ないふりして生きている。

だから、誰かより上に立ちたがるようになるし

誰かを見下していないと安心できない。

努力を見せつけることもそう。

 

安心して泣きたいし、安心して心の内を語りたいのに

そういうことができないよね。

 

私が悲しみや寂しさを解放できるように、大きな出来事が次々と襲いかかった。

それはわたしには恵みの嵐だった。

思いっきり悲しくなり、思いっきり寂しくなった後

私を寂しくさせた人たちにへの怒りが出て

しんと心が鎮まった。

 

起きている現象は何も変わらない。

身体も痛かったり辛かったりする。

だけど、そういうものに振り回されなくなりつつある。

 

それはそれ。これはこれ。

 

何をしてもしなくてもいいし、依存してもしなくてもいい。

そんなのどっちでもよくて、他人があれこれ言うことでもないんだよって。

 

ただ、自分の望むほうへ、優しい方へ歩いていきたい。

 

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