夏が終わる悲しい
今朝はクーラー切ってみました。
昔の夏休みみたいな爽やかな風が吹き抜けていきました。
今日でお休みが終わる~~~
今日からでもいいぐらいなのに(笑)
10日前とは世界が変わって見えているので
とても大事なお休みだったみたいです。
とても重大なことに思えていた人間関係という幻がなくなって
自分を満足させたいだけ、になりました。
親子や夫婦でうまくやろうと思ってる時点で
相手のペースだし、相手視点でしか自分を見ていない。
世間の目による「美しい関係」をどこかで意識している。
そんなのは全部嘘だろうと今は思ってます。
この社会におけるメリットを最大限もらいたいなら
社会に迎合していく道しかないでしょうし
それも生き方の一つだとは思います。
でもそれは、人間関係の本質とは何の関係もありません。
結婚を続けて、メリットいただいたところで、それがその人の人間性が素晴らしいからではないですし。単なる「要領よく生きていける人」です。
恋愛や結婚ができなくて、お金儲けに生きがいを見出して、お金をどんどん得るようになった人たちが「お金と愛は同じです」とか言っても、ご苦労様ですとしか言えないですし。
お金を集める才能があれば、自分が立派になったような錯覚を起こすし、得意な自分に自信を持つから、自信を持ってる女性に惹かれる男性がやってくるっていう仕組みじゃないのかしらね。
そもそも結婚したきゃ、どんな人でもできるわけですよ。
紙切れ一枚出すだけです。
それに価値や何かをくっつけるのは、他にやることないからでしょ。
普通に相手を思いやって、お互いのメリットを見せ合って、「結婚したらお互い楽だよね」という相手になればOKです。
色んなことには目を瞑って。
別に、自立した女性である必要もないし、モテる格好する必要ないし、むしろちょっと依存的であるほうがこの国の男には喜ばれるから、そのまんまでいいんじゃないですか。
そのことと、人生におけるパートナーシップとはきっと違うんです。
だって、制度外のことでしょ。人生の真実って。人間の真理って。
この国で、とりま結婚しておくという手段をゲットした人は、勝ち組なんでしょう。
そうすることで、「この人はパートナーシップがうまくいってるらしい」という錯覚を起こさせることができる。発言が嘘でも信じてもらえる。
という過激な話はここまでにして。
もっと遊びたいよ~遊び足りないよ~と8月31日に宿題をやってないことに気づいた子どもみたいな心境になっております。
昨日蔦屋書店で購入した梨木香歩さんの新刊を夜中に一気読み。
ずっと著書を買い集め、読み続けていたのですが
素晴らしいストーリーテラーだなあ、と思わされるものでした。
「西の魔女が死んだ」からここに辿り着くすべてが、これまでのエッセイや小説に少しずつ伏線としてあって、ファンとしてはたまらない一冊でございました(貧弱な書評で申し訳ない)。
わたしは、スピ系が言ってる日本の神様ってのはあまり好きじゃなくて(存在は好きだけど解釈がねえ、もうねえ・・・)
本来の神話に基づいた「物語としての神話」が大好きなのです。
日本のだけじゃなくて、世界のもね。
その物語の中にある普遍的な人間臭い何か。
自然を擬人化しようとした試みとか、自然を理解しようとした人の心とか
こう、色んなものが神話に込められてるじゃないですか。
個人的な営みを、決して「だから国が~」みたいな大風呂敷広げないで
個人の営みの中で、大切にしていくもの、というのが本来の信仰なのだと思うのです。
面白いことに、この小説に鍼治療出てくるんです。
今の私がやってることとリンクしてるものがやってくるようです。
というわけで今日は寝不足のまま朝を迎えました。
人生の後半戦がはじまって
今までの人生の流れが見えてきたところ。
息子たちの不登校も、ある意味、避けられたかもしれない出来事だけど
そこまでやらないと、私が公務員やめなかったからだろうなと
なんとな~く思います。
公務員のままじゃ、この自由な自分の魂を発揮するチャンスなかったよ。
自分の強さにも気づけなかったと思うから。
あとは、浪費家で日常も適当な私を、このまんまで支えて守ってくれる人があらわれますよ~に(笑)
では!