風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

過去を否定しない

今日の記事は、読むのが難しい人はスルーしてくださいね。

あくまでも、私の考えなので、どうかよろしくお願いいたします。

 

私は、目に視えないモノを昔から信じています。

雑誌「ムー」を時々読んだり、SF小説や妖精が出てくるお話が大好きな少女だったと言えばわかってくださるかと思います。

 

その流れの中で、昨今、「視えないところから情報を引っ張ってくる」いわゆるチャネリングをする人に相談することがたまにあります。

 

何人もの方と出会っていく中で、やっと私なりに「チャネリングの難しさ」を言葉にできるようになりました。

いつも、どうしても、もやもやするんですよね。

相談している最中は「わかったような気がする」んですけど、その後でもやもやしてしまう。それが何なのかわからないままでした。

 

わたしなりの「今の」考えですけれど。

 

チャネリングの情報というのは「今」なんです。

その「今」の情報を、ちゃねらーさんが「どう言葉にして、何を伝えるか」によって受け取り方はずいぶん違うということです。

 

人には歴史があります。

たしかに「今」は問題があるように見えたり、そういう情報がわかったりするのかもしれない。けれど、私たちは「今」だけに生きているのではない。

それをわかった上で、相手の気持ちに寄り添って言葉にできる人かどうかというのが、私にとっては大きな違いになるようです。

 

その情報を受け取って「どう感じるか」は、受け取るほうの自由です。

けれど、その感じ方に対して、肯定的な反応をされるか、否定的な反応をされるかは、今後もその人に相談するかを決める大切な要素になると私は思っています。

似たような経験をされた方や、同じような道をたどってきたと思われる人は、私の感じ方を尊重していただけるので、相談していてもすっと入ってくるし、納得がいくんです。

 

片や、少し若い人や、経験値が違う人に相談してしまうと、ものすごく否定された感じを受けたりします。「あの、わたし、あなたが思っている以上に色々やってるけどね」っていう気持ちが、必ず湧いてくる。

 

でも、そのおかげで「私はもっと自分に自信を持っていいのに、何を言われっぱなしになったんだろう」と思えるので、もしかしたら、反面教師として現れてきたのかもしれません。

 

相談を受ける側の世界の中に、私を入れようとする。だから、窮屈になるし、反発も感じてしまう。どんなにその情報が役に立つものだとしても。

 

ああ、そうじゃないのになあっていうのを何度も言わなきゃいけないのも疲れますよね。

あくまでも人間がする「解釈」なので、その人間そのものの経験値と価値観が入ってくるのはしょうがないんだろうと。だからこそ、誰に相談するかはとても大切なことです。それはカウンセリングでも精神科でも同じです。

 

同じ現象を目にしても、どうそれを伝えるかは、本当に人によって違います。

同じ星を見ても、同じ手相を見ても、同じタロットを見ても

「視る人によって」違う。

だから、誰に見てもらうか、誰の星占いが好きか、ひとりひとり違うのでしょう。

 

で。私の好みは、、、私の人生を否定しない人です(#^^#)

それだけは譲れないみたい。

どんなに評判のいい人であっても、売れてる人でも、そこはね。

某超有名な占い師の本は一切買わないです(誰やねんwwww)。近所の町にも来られたみたいですけど、行きたいとは思わない。

 

なんていうかなあ。生き方を見て「間違ってる」とか「それではうまくいかないでしょ」と言われたりしても、私がそうやって生きてきて、充実して楽しかった、幸せを感じた、美しかったというものは失われないんですよね。

困った部分は困ってるけれど、だからって、それ以外の幸せの部分まで否定される筋合いはないって~。

 

「ほら、今まで自分を認めてくれない人とばっかり付き合って」って言われたって、その人との子どもを産んで、その息子たちが私を支えてくれてるんですよ。

そういうつもりはなかったとしても、その言葉が何を意味してしまうのかに気づけないという乱暴さは、私はとても苦手なんだなと思いました。

 

私には、その経験をすることの意味があった。経験をしたからこその今があって、今から私は違う人生を歩むにしても、経験がなければここに来れなかった。

ということの理解の上での言葉があるかどうかというのはとても重要です。

 

これは、普通の会話でも同じことでしょう。

 

どこの視線で、どの立場で、今何を言うのか。

 

これから先に進むために必要なアドバイスの中に、過去への否定はいらない。

 

たとえ、だめんずと付き合ってばかりだったとしても、付き合う中で愛を学んだこともあったろうし、楽しかった思い出も、幸せな時間もあったよね。

子ども達とうまくやれなくなったとしても、その子が赤ちゃんの時の幸福感を「なかったこと」にはできないよね。

未来は誰にも分らないし。決まってもいない。

だからって、過去をくそみそに言っていい理由にはならない。

積み上げてきたこと、素晴らしい記憶は、私たちの誇るべき足跡であっていい。

 

おぎゃーとこの世に生まれてきて、一度たりとも努力しなかった日など、誰にもないのです。その流れの中に、私たちはいる。人を尊重するとはそういうことかもしれません。

 

まだまだ人生修行中~

 

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