風に吹かれて~誰のためでもない人生の記録~

つまづきながらも、楽しく生きているアラフィフの人生を日々記録したブログです。今、少し悲しいとか、辛いとか、思っている人に、少しでも笑顔になってもらえますように。

成長

今日も家の片づけをする。

一日の終わりには「頑張ったね~」「きれいになったね」と息子たちと褒めあう。

見違えるほど物が整理された。

 

子ども達の成長ぶりは目を見張るばかりだ。

わたしはどこを見ていたのだろう。

こんなにたくましく優しく育っているというのに。

震災を通じて、私は弱さを出した。それが良かったのかもしれない。

「守られる」という感覚を味わっている。

夫にも感じたことないのに~(笑)

 

何かを頼んでも、少し愚痴を吐いても「いいよ」「わかった」「大丈夫」と言ってくれる。子ども達に言ってきたことが戻ってきた、と思った。

子ども達との間に流れる空気が変わった。

 

今は非常時だからかもしれない。

それでも、息子の成長を感じられたことがありがたくてたまらないのだ。

 

おそらく、とても大変な状況なのだろう。

生協のお兄さんにも「これほど大変な家庭はまだ見たことないです」と言われたし。

でも、もっともっと大変な家はある。壁が壊れたところもあると聞いている。

おばあさんがひとりで、片付けもできないでいるらしい(古紙回収のおっちゃんに聞いた)。

シングルで、保険もそんなに描けてなかったから、どうするんだよっていうこれからでもある。

 

なのに、今のこの幸福感。

「今ここ」が素晴らしすぎて涙が出そう。

 

私が子どもの頃に思ったことと、今思ったことが同じなんだけど。

子どもより自分が大人だと思いたくて、支配してしまってることってあると思う。

それぞれの個性を生かして家族でいたほうが面白い。

お父さんだからとか、お母さんだからとか、そういうんじゃなくて。

 

子どもをずっと「そういうキャラだから」と固定しているのは

大人のほうだと思うの。

 

実家では、私はずっといじられキャラで、不完全で、ダメな姉として存在しなければならなかった。私が得意な「仕切り」とか「全体を見て指示」をするのを許してもらえなかった。得意分野を封印されて苦しかったことを思い出した。

 

自分らしくいることが許されない場所では、人は生きられない。

成長している姿を見せることもできない。

 

☆☆☆☆☆

「今日はちょっと眠いなあ」と食後にうとうとしていたら

次男が「落ち着いてきたから、気が抜けてきたのかもね」と言ってくれた。

ほんと、彼は、ナイスタイミングでいいことを言う。

人を励ますのがめちゃくちゃ得意なんだろう。

 

今の社会では少し生きづらいようだけど

きっと必要とされる人間だと思う。

 

色々書きたくなってきたけど、今日は寝ます。

 

今日は無事一日が終わりそう。

ありがとう。

そうそう、車の中にトンボが入ってたんです。どこから入ったかわからない。

おじいちゃんが来てくれたのかもしれないなと思いました。

 

明日も安心な一日を過ごせますように。

 

おやすみなさい。

 

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