どちら側から見るか
いわゆる「問題とされているコト」について
考えてみるのですが
いつでも、弱者が悪者で、問題視され、病気扱いされるというのは同じです。
例えば、不登校。
子どもが問題視され、病院で診てもらうことはあっても、学校の先生が病院に行くことはありませんよね。たとえ子どもを追い詰めた先生であっても、先生は「まとも」と判断されます。なぜ「先生にいじめられたくらいで学校を休む子ども」というタイトルをつけられてしまうのはなぜでしょうか?
男性の浮気は、依存症扱いされません。(わたしはほぼ依存だと思ってるんですが、見逃されていて、見逃すことが女性の器量だと思われてるのが不思議で仕方ないですよね)一方で、女性の不倫は、病気扱いされたり、なぜだか女性のほうに非があると言われてしまいます。女性の依存症はどうして見逃してもらえないのでしょうか。そして、それを支える男性はいないのでしょうか。
不登校になるのも、浮気や不倫になってしまうのも
関係性の問題です。
たったひとりでそれをやり遂げることなどできません。
人と人の関係性の中で生まれることです。
なのに、いつも、子どもや女性が悪いということになってしまってます。
だから私は、そういう状態になることを「悪い」「問題だ」「何とかすべきことだ」と最初から色眼鏡で見ることをしないのです。
「お互いの弱さの問題」だと本気で考えるのであれば、子どもと共に教師もカウンセリングを受けるべきです。不倫をさせた男性にもそれ相応の責任を取らせるべきです。
この「べき」というのは、きつく見えるかもしれませんが、やんわりと、子どもが強くないから学校に来ないんだよね~という風潮に持っていくこの社会に対しては、それぐらい言っていいんじゃない?という意味です。
子どもたちを受け止めきれない学校の教師たちの姿を、もっと明らかにしてもらいたいですし、浮気をやめられない男性の問題をもっと掘り下げていい。
けれど、日本がやることと言ったら「不登校を選んだ子供たちは素晴らしい」と褒めてみたり、不倫を映画で取り上げたりすることぐらい。
何にも変えるつもりはない。
不登校でも生きられるだの、不登校でも大丈夫だのと言ってるのは、超えた人たちだけであって、解決方法はそこにありません。
それでも、私たちは生きていかなくてはならないから。
だから、少しずつ強くなって、知恵を絞って、自分を見つめて、生きていくのです。
深い穴に落ちてしまうのは、また戻ってこれる力があるからです。
戻ってくるだけでなく、今度は空に飛び立っていけるくらいの人になって。
様々な経験をした人は、大きな輝きを得ることができて、周囲の人を知らず知らずに照らすことでしょう。小さな枠にいる人よりも、鳥がすべてを見渡すように、世界を見渡して生きていけることでしょう。
そして、いつしか、世界は変わる。
今も変わっていってると私は信じています。
私は本を読むのが好きですが、感想を分かち合うのは苦手です。
なぜかというと、解釈を押し付けることになるからです。
自分の中で本を熟成させることが必要なのに、「これはこういう本です」と決めてしまうのは貧しい読み方だと思うのです。
学校というところは、どうも本の解釈をひとつにしてしまうらしいと知りました。
驚きました。
本の読み方は百人いれば百通りの解釈があっていい。
それを認めないのが今の教育なのだとか。
司書として悲しい限りですね。人生の観方も狭くなってしまいそうです。
わたしは、たくさんの解釈を持っています。引き出しがたくさんあります。
自分の中で決めつけていることが実は、たった一つの見方に過ぎないということがわかると思います。
もし、自分の考えに行き詰った時には、話に来てくださいね。
鳥になったつもりで、世界を見渡してみたらどうなるかな~って。
<<青い鳥セッション
料金:5000円/時間
場所:大阪の北のほう。梅田でのカフェセッションも可能です。
お申し込みは、こちら→ mikamisan12@gmail.com
ただ話を聞くだけです。
・アドバイスはしない ・否定をしないを原則としております。
けれど何か気づきがあると思います。自分で気づいてくる不思議な感覚を体験してみてください。
それからコチラ↓
・不登校カフェ
不登校カフェは、毎月第4土曜日午後二時から
大阪府茨木市主原町で開催しております。
次回12月23日です。
子どもが学校に行かない、行けない、ぐずぐずする。
先生から母親責められる、カウンセリングの時間なんてちょっとしかない。
友達にも相談できない。相談してもわかってもらえない。
そんなこんなを安心して話していただける場所です。
社会福祉協議会の事業でもありますので、個人が何かを売ったり、セミナーやったりすることは一切ありません。
折り紙もしています。美しく繊細な折り紙です。
おいしいお茶とお菓子をご用意して、参加費200円でお待ちしております。
どうぞ、お越しくださいね。コメントやメッセージよりお申し込みください。
こちらでも→mikamisan12@gmail.com
茨木市の社会福祉協議会にお問い合わせいただいても大丈夫です。